東証、バブル後最高値!…「バブル引き合いやめよう」の冷めた声も

「額面が近いだけで時勢が異なる」

東京株式市場は14日午前、日経平均株価の前日終値(30,447円37銭)を上回る30,584円77銭でスタート。11時過ぎには30,795円78銭まで値上げげ。午前の終値は前日比115円05銭高の30,562円42銭となり、2月16日に記録したバブル経済崩壊後の最高値30,467円75銭を上回った。値上がりの背景について、マーケットメディアは新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトの傾向が出てきたことなどを指摘している。

winhorse /iStock

ツイッターでは「バブル後最高値」がトレンドワードに入り、個人投資家などからは

ぶっ壊れ相場やでー

このままバブルへGO!でお願いします

などと期待する声も上がった一方で、ヤフーニュースのコメント欄では、

もうバブルを引き合いに出すのやめにしよう 額面が近いってだけで投資の考え方も時勢も全然異なるんだから

バブルってもう30年も昔の話。どこの国も長期的には右肩上がりの中、バブル崩壊からの回復に30年も掛かったことの方が異常だと思う。まさに失われた30年だと思う。

などの冷めた意見も並んでいた。日経平均株価が史上最高値となる38,915円を記録したのは1989年12月29日。この年に生まれた人は30代に突入しており、昭和後期の「いい時代」を知らない世代が社会の中枢を担う中で、株価だけが騒がれがちなニュースに冷ややかな意見が出るのも仕方ないかもしれない。

 

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