「菅首相が最後の最後でケリ」官邸を去る日に東京都の新規感染者が80人台に減少

100人を切るのは昨年11月以来
2021年10月04日 17:01

東京都は4日、新型コロナウイルスの新規感染者の数が87人と発表した。100人を下回るのは昨年11月2日以来。折しもこの日は、ワクチンの大規模摂取を推進してきた菅前首相が官邸を去った当日とあって、ネット上では菅政権の功績だと認める声が相次いだ。

職員から花束を贈呈される菅前首相(官邸サイト)

週末に医療機関が休んだ直後の月曜の発表は、ここまで数字が減少することが多く、5日以降に一定数増える可能性はある。しかし、ほぼ1か月前の9月に入った時点での都内の新規感染者数は3000人を超えていたことを考えると、大幅に減少傾向にあるのは確かで、都内で4ケタを記録したのは9月15日の1052人が最後。その後は3ケタが続き、10月に入ってからは200人(10/1)、196人(10/2)、161人(10/3)とさらに減り続け、月曜の発表とはいえ、約11か月ぶりの2ケタに落ち着いた。

ワクチン接種が進んだことが減少傾向の要因の一つとみられるが、前代未聞の大規模接種プロジェクトを主導した菅政権はこの日、内閣総辞職。菅首相は午前、職員たちに見送られる中、花束を受け取り、官邸を後にした。最後の閣議決定がなされた首相談話のうち、全力で取り組んできたワクチン接種について「全人口の7割が1回接種し、6割の方が2回の接種を終えた」などと次のように成果を強調した。

最優先の新型コロナとの戦いについては、国民の命と暮らしを守り抜くとの決意の下、多くの皆様の御協力をいただきながら、「医療体制の構築」、「感染防止対策」、「ワクチン接種」を懸命に進めてきました。

中でも、ワクチンについては、世界的な獲得競争を経て、打ち手の確保や職域接種の導入など、これまでの発想にとらわれることなく、全力で取り組んできました。その結果、想定を上回るペースで接種が進み、今や、全人口の7割が1回接種し、6割の方が2回の接種を終えました。このまま進めば、我が国は、世界でもワクチン接種が最も進んだ国の一つになります。

ワクチン接種が急速に進む中で、新規感染者数は大きく減り、医療現場の状況も改善していることから、緊急事態宣言等のすべてを、先月末をもって解除することができました。そして、ウイルスへの高い警戒感を維持し、医療体制の強化やワクチン接種をさらに進めながら、飲食などの制限を段階的に緩和していくこととしました。安心と賑わいのある日常に向けた大きな一歩を踏み出せたのではないかと思います。

今日まで大変な御尽力をいただいた医療・介護をはじめとする関係者の皆さん、飲食などの事業者の方々、国民の皆様お一人お一人の御協力に心から感謝申し上げます。

ツイッターでは、

コロナと戦い、オリンピックをやりとげ、そして終息させたのに残念です。

菅義偉首相は最後の最後でキッチリとケリをつけた感じ。

東京の新規感染者80人台は嬉しい。ワクチン接種を加速させた菅元総理と河野太郎さんの成果ですね。

などと、菅政権の功績をたたえていた。

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