あのTikTokもついにNFTに参入
中高生にもNFT広まるか?- 若者に人気のTikTokがNFTマーケットに参入
- 「手の届く価格」でグライムスなど人気アーティストの限定NFT販売
- ガス代のかからないエコなシステムで大規模取引に対応か

2021年、NFT(Non-Fungible-Token)への参入はテック企業を中心に活況となっているが、ついに動画アプリのTik Tok(ティックトック)も参入を発表した。人気ラッパーのリル・ナズ・Xらの作品を手始めに、イーロン・マスクのパートナーだったことでも知られるミュージシャンのグライムスや、FNメカなど、人気クリエイター達が作成した限定コンテンツをNFT作品として販売していく予定だという。
特設サイト「TikTok Moments」によると、「NFTは、クリエイターがコンテンツに対して認められ、報われるための新しい方法であり、ファンにとっても、TikTokで文化的に重要な瞬間を所有するための新しい方法になります」と新たなマーケットについて説明がなされている。
また、販売する限定版NFTは「各クリエイターの歴史の一部が手に入るよう、手頃な価格で販売していく」のだという。NFTというと、転売のプレミアによって億単位の高額な取引のイメージが強いが、あくまで販売時点では手の届く価格で販売していくようだ。とはいえ、最初に展開される人気アーティストのコンテンツなどは、後々プレミア化して高額取引されることになるのだろう。
TikTokaは、新たに始まるNFT取引の環境負荷にも配慮しているようだ。というのは、取引自体はイーサリアムでおこなうものの、immutabele Xという新しい技術(レイヤー2スケーリングソリューション)を活用するという。これによって、NFT化の過程で生まれていたガス代もかからなくなるそうだ。100%カーボンニュートラルが実現するのみならず、毎秒9000トランザクションも可能だという。環境負荷や取引量にも対応する技術を採用したのは、TikTokのような利用者が多い人気プラットフォームでは、世界規模の取引量も想定されるため、マーケットがあっという間に巨大になっていくことを事前に想定してのことだろう。
TikTokは、中高生など若年層に人気のアプリでもあり、今後は、NFTの利用は若年層を中心に広がっていくことになるのだろう。大人世代が「そもそもNFTとはなんだろう?」などと思っているうちに、気がついたときには、NFTが生活に当たり前に存在するNFTネイティブ世代もあっという間に生まれていくことになるのかもしれない。
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