横浜市・山中竹春市長、職場で「ぼろぼろ泣いて」号泣していた

「ハマのドン」藤木幸夫会長が証言
ライター
  • 「ハマのドン」藤木幸夫会長が衆院選の応援演説で、山中市長について言及
  • 市庁舎で二人で会った際「ぼろぼろ泣いて、声が出ない」状態だったと証言
  • 「大丈夫かな、この人でと思いますよ」ともボヤく

経歴詐称、横浜市立大への不当圧力、刑事告発、フェイクニュース発信など、疑惑が山積している横浜市の山中竹春市長。これまで公の場では強気な素振りを見せていたが、人知れず庁舎内で号泣していたことが明らかになった。

庁舎内で号泣していたという山中竹春市長(筆者撮影)

横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長(91歳)が19日、衆院選に横浜2区から出馬した岡本英子氏(立民現職)の出陣式に登場。藤木会長は岡本氏を応援すると同時に、山中市長についても言及した。藤木会長は「ハマのドン」と呼ばれる横浜港の有力者で、市長選で山中市長を支援したことで知られる。

藤木会長は山中市長について、もともとまったく面識のない人物だったが、市長候補を決めるに当たって立憲民主党代表代行の江田憲司衆院議員から推挙され、支援することに決めたと説明。

現在の山中市長の状況について、こう評した。

「今いじめられてます、議会で。毎日連絡を取っています。データも毎日入ってきています」

いじめとは「自分より弱い立場にある者を、肉体的・精神的に苦しめること(大辞林 第三版)」を指す。市長の疑惑について議会で追及することは、“いじめ”なのだろうか。非常に首を傾げる。

続いて、「この間、二人きりで会いました。市庁舎へ初めて行った」と語ると、衝撃的な発言が飛び出した。

「はじめは二人きりで会長と話したいと。泣いて涙こぼして、ぼろぼろ泣いてね。声が出ないんだ。何か言いたいことがあるだろうし、聞きたいこともあるだろうし。胸にね、何かが詰まっちゃってね、ぼろぼろ泣いて。本当に私も涙が出ちゃう。しゃべれないんですよ

発言の様子は、下記YouTubeに残されている。該当箇所は12:40ごろ。

具体的な時期は不明だが、「この間」ということは、そう遠くない出来事だろう。刑事告発が横浜地検に受理され、議会での追及が一段と厳しくなった頃かもしれない。

藤木会長は号泣証言をする直前、山中市長について

大丈夫かなこの人で、と思いますよ。初めてはね」

とこぼした。藤木会長も内心、山中市長に一抹の不安を抱いているようにも読み取れる。

かつて人前で号泣した政治家もいたが…(画像はイメージです。acworks)

しゃべれないほどぼろぼろ泣く状態は、「号泣」と呼んで差し支えないだろう。二人きりの場所とはいえ、50歳近い男性が職場で号泣する光景は、ちょっと普通ではない。山中市長の現在の精神状態は、周囲が思っているよりひどいのかもしれない。泣くぐらいなら、きちんと説明すれば良いと思うのだが…。市長の任期は4年間。2025年まで、走り切れるだろうか。

 

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