山中市長「生みの親」江田憲司氏に「若すぎる」写真疑惑
選管ルールに抵触か。「虚偽事項公表罪」の恐れも- 立憲民主党代表代行・江田憲司の選挙公報の写真に「若すぎる」との指摘
- 2017年と今回の選挙公報を比べると、同一写真を使用している模様
- 選管では「6カ月以内に撮影したもの」を使うよう定めている

衆院選選挙公報で使われている立憲民主党代表代行・江田憲司氏(65歳)の顔写真が「若すぎる」と問題視されている。神奈川8区から出馬している江田氏は、横浜市・山中竹春市長を市長選に担ぎ上げ、全面的に後押しした人物としても知られる。
弁護士の郷原信郎氏は、江田氏サイドに質問状を送付。次期衆院選の選挙公報と、前回の2017年の衆院選の選挙公報で、同一と見られる写真を使用している「疑惑」が浮上している。
今回(2021年)の選挙公報
前回(2017年)の選挙公報
両者を比較すると、ネクタイの結び目などから、確かに同一写真と認定できる。若く見せようと見栄を張っているだけなら笑い話だが、実は問題は深刻だ。神奈川県選管の定めたルールに違反しているからだ。選管が作成した「選挙公報掲載申請のしおり」には、こう明記されている。
「提出する写真は、選挙期日前6箇月以内(令和3年5月1日以降)に撮影したものに限られます」
つまり、昔の写真を使ってはいけないと強調されいてる。
郷原氏によると、2009年「みんなの党」結党時のホームページにも、同一と見られる写真が使われているという。もしその通りなら、12年前、あるいはもっと昔の写真を使っていることになる。
確かに、最近のニュースで報じられた江田氏の姿を見ると、選挙公報の写真とは大きく異なる。肌の質感や目尻のシワ、髪のボリューム、さらには顔面の縦横比まで、まるで違うのだ。
何も知らずに選挙公報を見て「江田さんてこんなに若々しい人なんだ。よし、一票投じよう」と思う人もいるかもしれない。昔の写真を使用することは有権者を欺くことになり、「虚偽事項公表罪」に問われる可能性もある。
江田氏については、カツラ疑惑や植毛疑惑もあるようだが、真偽が定かでないため、これ以上は触れないでおく。
江田氏の対立候補は20歳年下の三谷英弘氏(45歳)。若さでは負けてしまう以上、正々堂々と勝負して欲しいものである。なお、サキシル編集部では江田氏に質問状を送っており、写真の撮影時期について回答を求めている。期日までに回答があった場合は、改めてお伝えしたい。
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