「広い意味での公衆衛生の専門家」福島みずほ氏が山中竹春市長について謎の説明 

質問した記者「理解に苦しみます」
ライター/SAKISIRU編集部
  • 福島みずほ氏が記者会見で横浜市・山中竹春市長について再度言及
  • 選挙中の動画での発言を「広い意味での公衆衛生の専門家」と釈明
  • 「コロナの専門家」から「公衆衛生学の専門家」を連想?

社民党党首の福島みずほ氏は11月4日、参議院議員会館で定例記者会見を実施し、横浜市の山中竹春市長について「公衆衛生学の専門家」と称したことについて、問題ないとの見解を示した。

動画メッセージで「公衆衛生学の専門家」と断言(YouTubeスクリーンショット)

福島氏は今夏、横浜市長選で山中氏について、こう語っていた。詳細はこちらの記事を参照。

「山中竹春さん、素晴らしい経歴の持ち主。とりわけ横浜市大医学部教授です。公衆衛生学を専門とし、まさにコロナ対策、行政のトップとして、まさに対応してもらおうではありませんか」

だが、山中市長の経歴を見る限り、公衆衛生学の専門家という事実は見当たらない。この件について、ネットテレビ局「フランス10」の及川健二氏が質問した。該当箇所は10:10〜。

「公衆衛生の専門家だとおっしゃっていたことが事実と反するんじゃないかという指摘があり、ネットで記事になりました。ご意見をお願いします」

福島氏は、次のように回答。

広い意味での公衆衛生の専門家と、プロフィールやいろんなものを見て思いましたので、それは問題ないと思っております」

山中市長は、コロナワクチンによって作られる抗体に関する論文を発表したことを根拠に、自身を「コロナの専門家」と主張しているが、「公衆衛生学の専門家」と主張した形跡は見当たらない。

山中市長は早大理工学部数学科を卒業後、早大大学院理工学研究科で数学を専攻。2003年に理学博士の学位を取得している。その後は統計データを処理するデータサイエンティストの専門家として活動した。

1947年設立の日本公衆衛生学会では「公衆衛生専門家認定制度」を実施しており、ホームページ上で「認定専門家名簿」を公開している。だが、名簿に山中市長の名前はない

「コロナワクチンの抗体に関する論文を発表」→「コロナの専門家」→「公衆衛生学の専門家」と福島氏は頭のなかで連想ゲームを行い、勝手に大風呂敷を広げていったのではないだろうか。福島氏に質問した及川氏はこう語る。

「広い意味での専門家といってしまえば、何でも言えてしまう。理解に苦しみます」

「コロナの専門家」、「公衆衛生学の専門家」との言葉を安易に信じて良いのか、慎重に見極める必要がありそうだ。

ライター/SAKISIRU編集部

関連記事

編集部おすすめ

ランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事