福原愛さん青森大客員准教授就任:日中のネット世論の落差

中国は称賛も、日本では「教授と不倫しないでね」
ライター

卓球元日本代表の福原愛さんが青森大学の客員准教授に就任し、4日に辞令交付式が行われた。任期は22年3月末までと半年足らずだが、任期中に数回、国際コミュニケーションについて講義を行う。

福原愛さん(ELLE TAIWAN /Wikimedia CC BY 3.0)

ニュースは中国でもすぐに報じられ、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」でも話題となった。コメントの多くは、非常に好意的なものだった。福原愛さんは中国では今なお高い人気と知名度を持ち、不倫問題については今ではほぼ不問に付されいる。

愛ちゃん、うまく行っているみたいだね

愛ちゃん大忙しだね

新事業が始まって素晴らしい

国際的な交流にも役立つとの意見もあった。

福原愛はこれからの時代の中日友好を表す存在で、日本・台湾・中国の民間交流が増えれば増えるほど、彼女の活躍も増す。外交的な意義もとても大きい。

福原愛さんが「青森は第二の故郷」と語ったことから、「第二の故郷は中国だったのでは?」というコメントもあったが、かわいい絵文字付きであまり嫌味がない。

一方、日本のツイッター上では厳しいコメントが目立つ。福原愛さん今年3月に不倫問題が報じられ、7月に離婚した。

結婚や離婚について講義していただいたほうが学生のためになりそう。

教授と不倫しないでね!

もうスキャンダラスなイメージになっちゃったからなー。

福原愛さんの“コミュニケーション能力”を疑問視する声もあった。

国際コミュケーション失敗してないこの人?

まあ国際不倫は確かに貴重な経験かもしれませんね
学生にとって学費を払ってまで詳細を学ぶ必要があるかはともかく

不倫イメージが根強いとはいえ、福原愛さんが日本卓球界に初の銀メダルをもたらした功績は非常に大きく、日本・中国・台湾を股にかけた経験は唯一無二のものだろう。学生たちにどんな講義をしてくれるのか、注目したい。

 

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