本当にテスラ株を売っちゃったイーロン・マスク氏、気になるお金の使い道

みんなに「買い場」を作ってくれた説も !?

資産約3000億ドル、世界一のお金持ちであるテスラのイーロン・マスクCEOが先日ツイッターで行った「保有株の10%を売ろうかと思うがどう思うか?」と尋ねたアンケート結果をふまえ、約束通り保有するテスラ株を本当に手放してしまった。

イーロン・マスク氏(NORAD and USNORTHCOM Public Affairs/public domain)

アンケート結果通り、本当に株売却

8日にはストックオプションを行使。即日93万4000万株を11億ドルで売却した。10日までに合計452万株の株を売却したようだ。売却額としては、5600億円(50億ドル)相当となる。これでもまだ売却分は、保有分の3%にすぎない。約束通り、10%を売るとなると今後、1700万株を売る必要がでてくる。

テスラ株は9日、12%安と下がったものの、すぐに買い手がつき徐々に上がり出している。当面、株を放出するために、そのたびに値下がりしながらも、買い場とみられて上がっていくだろう。

ツイッターなどではテスラ株のファンなどから、

テスラ下げたけど、戻しているし。イーロンショックどころか指数上げちゃているよ。

イーロン・マスクは優しいから、買い場を作ってくれたんだと信じている!

などの声も聞かれた。

テスラは先月末、米レンタカー大手のハーツがウーバーの運転手向けに、10万台もの大量受注をしたことなどから株価が上昇基調にあった。供給よりも需要のほうが上回っているのもあり、テスラは広告を出していない。マスク氏も、テスラも話題もこと欠かないので、確かに広告はその必要もないのかもしれない。常に普通のやり方に囚われないテスラの勢いは簡単には止まりそうにない。

今後は、現金をイーロンがどうしていくのか気になるところだ。

宣伝しなくても売れまくるテスラ(jetcityimage/istock)

寄付求める国連には強烈な皮肉も

「寄付することで飢餓問題が解決するならば、今すぐ株を売却する」といって実行したマスク氏だが、今後、寄付先に対しては徹底的に情報開示を求めていくとしている。

国連WFP(世界食糧計画)のチーフ、デビット・ブラズレー氏が1日、マスク氏に「飢餓の危機に瀕している4200万人を救うでしょう。コロナ、紛争、気候変動で前例の無い危機と最悪の状況にあります」とツイートすると、マスク氏は「ここでは一体何が行われているのか !?」と国連のPLO部隊が飢餓に苦しむ9歳の子供に対し、食料の提供の代わりに性虐待を強要していた記事を引用する形で、強烈に皮肉り返した。

大物経営者マスク氏に名指しで寄付をよびかけていた国連も、今は戦々恐々としているかもしれない。今後寄付を受けたとしてもマスク氏の厳しいチェックが入るからだ。

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