コロナ禍の弊害 〜 自民・細野氏が「保育所で聞いた話」にネット反響

「マスクを外すとびっくりして泣き出す子供」

自民党・細野豪志衆議院議員が24日朝、ツイッターに投稿した「保育所で聞いた話」が反響を呼んでいる。細野氏は「2歳以下だと保育士さんがマスクを外すとびっくりして泣き出す子供もいるという。親以外の顔をほとんど見たことがないという。これは何とかしないと。。」と懸念を示した。

午前10時過ぎの投稿には、3時間あまりで3600を超える「いいね」が付き、180件のリプライが付くなど関心が高まった。細野氏に投稿には、

「口元を見せなければ、確実に子どもの言葉の発達が遅れます。子どもに表情を見せなければ、感情を読み取る能力の獲得が難しく、コミュニケーション能力が低下します。想像力も衰えます。」

「元々、外で距離があればマスクはいらないとか真夏はこまめに外しましょうとか言うてたはずなのに、年がら年中、場所も問わずにつけなきゃいけない強迫観念がひどくなっている気がする。」

「昨年からずっと子供たちのマスクの弊害を懸念しています。乳幼児の発達に影響あるだろうし、小学生以上では人前でマスクを外せないマスク依存性になっている様な子も増えました。マスクを外せる場面ではマスクを外す、メリハリのある感染症対策を推奨して欲しいです」

など、大半が問題意識を共感するものだった。新型コロナの新規感染者数は大きく減少し、22日には東京都の新規感染者数は、数字が少なくなる月曜発表とはいえ、今年最少の6人とついに1ケタになった。

maroke /iStock

一方で、マスク越しのコミュニケーションが余儀なくされる状態が長期化することで、発達段階にある子どもたちへの影響が懸念もされている。保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」を運営する明日香(本社: 東京都文京区)が今年8月、現役の保育士97人を対象に行った「マスク着用による保育の変化にまつわる調査」によれば、「マスクを着用したうえで子どもたちと十分にコミュニケーションがとれていると思いますか」と質問したところ、「やや思わない」(25.3%)「全く思わない」(3.2%)と合わせて3割近くの保育士がコミュニケーションの難しさがあるとの認識を示していた。

しかし、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は警戒を緩めていない。第5波収束後の10月下旬、政府に申し入れた分科会の提言では「マスクなしに近距離で会話をすることで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる」などと述べた上で、「会話する時はなるべくマスク着用」を推奨している。

第6波への警戒は引き続き必要だが、ネット上では「メリハリのある感染症対策」を求める声が出ているのも事実で、細野氏をはじめ政治側がどう動くのか注目される。

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