「2対1ルール」米山氏、音喜多氏に噛み付くも、渡瀬氏ら減税派が猛逆襲!

まるで“総お説教”状態に

日本維新の会が、6日召集の臨時国会に向け、規制改革を進める「2対1ルール」の法案準備に入ったことを巡り、ツイッター上で2日、バトルが繰り広げられる一幕があった。

維新の柳ヶ瀬裕文総務会長が1日、「総選挙公約である『2対1ルール』の法制化に向けて作業を進めています。大胆な改革手法を緻密な法体系のなかでどう位置づけるか、課題は山積み。有識者からアイデアも頂きながら、着実に前に進めます」と報告。さらに音喜多駿政調会長も、柳ヶ瀬氏のツイートを引き合いに「公党として初めてマニフェストに盛り込んだ規制改革『2対1ルール』については、議員立法の調査・策定をやながせ議員が中心となって進めています。規制強化と増税ばかりの政府与党に対して、規制撤廃と減税・税制改革の対案をぶつけていきます」と投稿した。

「2対1ルール」はアメリカのトランプ前政権が実施。規制を1つ新しく作りたければ、従来の規制を2つ廃止するというもので、維新は衆院選で公約に掲げていた。

これに噛み付いたのが、野党系無所属の米山隆一衆院議員。音喜多氏のツイートに引用する形で、「規制は其々に理由があり、撤廃すべきは撤廃すべきですが」と前置きしながらも、「『規制を1つ作るには、2つ撤廃しなければならない』などと機械的なルールを決めるのは、『盲目的規制撤廃至上主義』で却って必要な規制の改廃を困難にします」と異論。さらに「維新の政策は、実態を無視したキャッチフレーズ先行で極めて危ういものだと思います」とたたみかけた。

しかし、減税と規制改革運動を旗振りしている渡瀬裕哉氏(早稲田大学招聘研究員)が「この手の無知な人が知事をやっていたので地方は衰退しているのです。2対1ルールは、個数の話ではなく、規制による経済コストの話です、初歩からやり直しなさい」と、元新潟県知事でもある米山氏に対して辛辣に指摘。

渡瀬氏の舌鋒は止まらず、「そして、日本では規制による経済コストを明確化した議論の土台すらないので、国会で規制の是非を議論する際に単なる印象論に陥っています」「規制に関して経済コストの議論が行われておらず、『実態』という名目の『印象論』でしか議論されていないのが現状です。 その証拠として、この無知で無能な政治家のように、2対1ルールを『個数』の話だと勘違いする人が存在しています。 次回は落選してもらって再勉強してもらいましょう」と、やり込めた。

米山氏のツイートに対しては、減税クラスタの人たちも続々と車懸かりに反撃。

せめて1個増やすんなら1個減らしましょうよ。現状1個減らしたら5個増えてるんですけど。

議論してる間に1日1個のペースで規制が増えていってるんだよ、米山さん 想いじゃなく数字で語ろうや

規制に理由をつけようとすればいくらでも理由はつけられます。ですからこの2対1ルールを取り入れることで、どの規制が必要でどの規制が要らないかを取捨選択するきっかけになるのです。

などと“総お説教”状態になった(太字は編集部)。

米山氏は結局、この日は「2対1ルール」に関して再反論しなかったが、維新に対する鬱憤が収まらないのか矛先を別の話題に“転戦”。

アベノマスクの保管コストを論じるツイートに対して「どう考えても破棄した方が安上がりです」と同調するついでに「橋下氏や維新の方々は、維新と関係の深い安倍元総理に気兼ねせず、ぜひこちらを全力で追及していただきたいと思います」と強引に維新への皮肉を交えてみたり、衆院選で維新候補に敗れて落選した辻元清美氏が敗戦の弁を語ったインタビュー記事を引用する際にも、維新の選挙スタイルを重ねて非難していた。

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