国民民主党が憲法審査会に「与党側」で出席、野党支持者らの反応は?

野党支持者「裏切りだ!」VS. 与党支持者「見直した」
ライター/SAKISIRU編集部

国民民主党が今国会からの憲法審査会に「与党側」で出席するとの報道が議論を呼んでいる。朝日新聞は9日付の朝刊で、与党側の幹事懇談会から同党の玉木雄一郎代表が参加すると報じた。

6日の会見で「先手、先手で政策を示し、政府を引っ張る」と話す玉木代表(国民民主党サイト)

国民民主党は、先の衆議院選挙前までは、立憲民主党や共産党などの野党勢力と足並みをそろえていた。今年5月3日の憲法記念日に合わせて発表された談話では、「国民民主党は、令和の時代においても、この日本国憲法の三原則を着実に受け継いでまいります。他方、自民党政権は便宜的・意図的な憲法解釈の変更により、憲法の三原則をゆがめ、実質的な解釈改憲を繰り返してきました。これは、憲法の規範性を弱め立憲主義に反するものであり、容認できません」とほかの野党各党と同様に、自民党の姿勢を厳しく批判していた。

しかし、衆議院選挙後には一転、野党勢力から離脱。11月4日に玉木代表が「野党国会対策委員長会談」の枠組みから離脱することを表明した。11月9日には、憲法改正を目指す日本維新の会の当時の幹事長・馬場伸幸共同代表と会談。憲法改正のための議論を促進していくことで一致していた。

そういった経緯を考えると、国民民主党の与党側での憲法審査会の出席はさほど意外な動きとは思えないのだが、野党支持者らが一斉に反発。「だから“ゆ党”と呼ばれるんだよ」「野党ではなくなった国民民主党をどう思いますか。許せないですよね」「裏切りではないのか」「そっちに行っても票は稼げないのに」といったツイートが寄せられていた。

衆議院選挙で野党統一候補に投票したというアカウントは、「小選挙区では国民民主の候補者が立憲、共産などと政策協定を結んで事実上の野党統一候補として立候補しました。信頼して投票したのですが、その約束は反故でしょうか」と同党の姿勢を批判。

また、左派論客としても知られる保坂展人・世田谷区長は、朝日新聞の報道を引用リツイートする形で、「野党から抜ければ与党か」と批判している。

一方、与党支持層とみられるアカウントからは、「国民民主党を見直した」という論調が目立った。「国民が求めているのは政策立案能力のある『確かな野党』だからな。立憲民主党にそれが無いと明らかになった以上、連携する必要もないだろう」「国民民主党はしっかり政治家の仕事をする気になったようだ」「これはやっと憲法改正という岩盤に穴が開くかもしれませんね」といった意見が寄せられていた。

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