10万円全額現金一括は断念…大阪・松井市長にフライデーが“追い討ち”

大阪府の要請「2時間程度の会食」超えて祝勝会

18歳以下を対象にした10万円の支給方法を巡り、大阪市の松井一郎市長(日本維新の会代表)は9日、国側に求めていた全額の現金給付のあり方について見通しが遅れていることから、現金での一括給付は断念した。

記者会見する松井氏

政府はこの日、木原官房副長官が記者会見で、全額現金給付の見通しは補正予算の成立後に示す方針を明らかにした。大阪市は今月27日は現金5万円を先行して給付する。松井市長は「残念で仕方がない。予算が成立するのを待っていては間に合わない」と述べた一方で、「現金であればもう5万円分を来月にも支給ができる。細かい制約をかけずに自治体の判断にしていただきたい」と、国に対して引き続き全額現金給付を求めていく意向を示した。

全額現金を容認するかどうか、給付方法をめぐって松野官房長官の発言がブレた隙を見逃さず、世論や他の首長たちの全額現金を求める声を記者会見やネットで盛り上げようとした松井氏だが、支給日までのスケジュールを前に“時間切れ”を余儀なくされた格好だ。

タイミングが悪いことに、翌日発売の写真誌「フライデー」が松井氏の夜の会食問題を報道するとの情報が政界関係者を駆け巡った。サキシル編集部は発売前の記事内容を入手。記事では12月2日夜、大阪府の吉村知事が「同一テーブル4人以内」「2時間程度の会食」を呼びかけている中で、松井氏は維新の議員らとの「衆院選の祝勝会」を3時間程度行ったと指摘している。

松井氏は発売前に先手を打つ形で当日の行動について説明。「1テーブル4人でマスク会食をした。4人までというところは守りながら、距離をとって行った」としながらも、「2時間を超えたことは反省すべきところと思っている」と陳謝した。

国に“ケンカ”を仕掛ける松井氏の口封じを狙ったリークということはまさかありえないだろうが、フライデーによる“追い討ち”でバツの悪いことになってしまった。

※松井氏の発言は在阪メディア(NHK、関西テレビ)の速報参照

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