“企業の流行語大賞” 2021年のプレスリリースで一番バズった言葉は?
コロナ禍で急進デジタル化反映、「NFT」も猛進企業・団体のプレスリリースの配信サービスを展開するPR TIMESは13日、今年(2021年)1〜10月、同社が配信したリリースで使われたキーワードのランキングを発表した。最も多かったのは「DX」で、昨年の16位から大きく順位を伸ばし、コロナ下で急速に官民で進んだデジタル化の動きを反映した。

3位には「コロナ」、7位に「オンライン」、8位に「おうち時間」などがランクイン。昨今の消費活動が感染拡大を避けて“インドア化”するトレンドを受けて各企業がマーケティング・広報活動をした傾向を改めて感じさせた。
2位の「SDGs」は3月に入り急伸し、毎月のように順位を上げてきたという。発表された上位20傑は以下の通り。
一方、上位には入らなかったものの、今年から急激に使われ始めているのが「NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)」。3月、アメリカのオークションで、必ずしも知名度がないアーティストも含めたデジタルアート作品が75億円で落札されたことが世界的に注目され、日本国内でもGMOや楽天、SBIなどの大手企業が続々と参入。毎日のように関連リリースが頻出し、キーワードの登録件数は3月に述べ100件未満だったのが10月には同800件を超えた。
また、Facebookが社名を「Meta」に変えたことで一気にメジャーになった「メタバース」も夏を過ぎてから急増。3〜7月、述べで30件ほどだったキーワードの登録件数は10月には同114件だった。
企業がどんなジャンルに目を向け、注力した事業のキーワードを打ち出してきたのか。いわば「企業の流行語」とも言えるプレスリリースのワードを振り返ることで来年の動向を占うのも面白いかもしれない。
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