経歴詐称疑惑の横浜市・山中竹春市長、いきなり「私はビジティング・フェロー」と“自白”

【市議会の追及詳報:後編】
ライター/SAKISIRU編集部
  • 横浜市・山中竹春市長が委員会に出席
  • 経歴詐称問題を提起されると、NIHの役職について自ら説明
  • 「ビジティングフェローであると回答を頂いた」と回答した

横浜市・山中竹春市長は15日、横浜市議会の政策・総務・財政委員会に出席した。山中氏は市長選立候補中、横浜市立大学に対して市議とともに圧力を加え、自身を礼賛する文書を発出させた疑いが持たれている。

委員会では圧力の有無や、市立大学が発出した文書の妥当性について議論されたが、議論の終盤、山中氏は突如自らの経歴について答えた。

山中竹春横浜市長/筆者撮影

長丁場となった委員会の終盤、自民党の横山正人市議が、市長の経歴詐称問題について、次のように触れた。

「市長就任以降や選挙中から色々な問題があった。なかでも、経歴の問題を早く解決して頂きたい。英文の経歴書を出すのが手っ取り早いと思う

山中市長は「英文の経歴書はまだ作成しておりません」、「正式な職名等に関して、混乱があってはいけないので、大学やNIHに関して照会をしているところです」と回答。照会結果について、「NIHに関しては、来ました。ほかの組織に関してはまだ問い合わせ中のところがございます」と話した。

続いて、横山市議が「早急に出して頂きたい」と念を押すと、NIH時代の経歴について、自分から語り始めた。

「NIHにつきましては2002年の7月から2004年の6月まで、ビジティングフェローであるというような回答を頂いております」

山中市長はかつて、NIHでの肩書きについて研究者用データベース等で「リサーチフェロー」と明記。市長就任後に詐称疑惑を追及されると、「リサーチするフェロー」、「リサーチ目的のフェロー」などと曖昧な回答や不可解な説明に終始し、明確な答弁を避け続けていた。

NIHから山中市長に対して「ビジティングフェロー」としか回答がなかったということは、リサーチフェローではなかったと認めたも同然だ。山中市長の突然の“自白”に、横山市議もさすがに動揺した様子でこう答えた。

「あのー、唐突におっしゃったのでね、ちょっと頭が働きませんが。だとしたら、もっと早くおっしゃっていたら良かったんじゃないですか」

これに対して山中市長は、

「NIHも当時の記録が20年前ということもあり、少しミッシング、欠けていたところもあった。元の上司ともコンタクトを取って、NIHから電子署名付きの証明書を頂いた

と回答。山中市長は、やはりウソをついていたということだろうか。英文の経歴書の発表とともに、丁寧な説明がされることを期待したい。

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