【Your Memorial News】2021年記事ランキング・トップ10

江田氏「NISA課税」発言、山中市長疑惑、1位と2位はやっぱり...
Pavel Muravev /iStock

4月26日に創刊したニュースサイト「SAKISIRU(サキシル)」の今年のアクセス数に応じたランキングを発表します。昨日は編集部スタッフの【My Memorial News】として「定性面」から主な出来事を振り返りましたが、今回は【Your Memorial News】と題し、読者のあなたの関心を集めた「定量面」から各記事をご紹介したいと思います。
※ 4月26日〜12月29日。グーグルアナリティクスでの計測に基づく

サトシはどこにいる?(Cineberg/istock)

10位:『ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモトの正体がついに判明 !?』(11/17)
ビットコインの創始者とされるサトシ・ナカモト氏が保有するビットコインの資産に対し、共同開発したと名乗る元ビジネスパートナーが米フロリダで民事訴訟を提起。日本では新聞やテレビではほとんど報じられなかったこともあって、訴訟の経緯から関心を集めました。なお、ウォール・ストリートジャーナルによると、12月に入り、原告の訴えは却下され、ナカモト氏の正体は謎のままです。

写真:代表撮影/AP/アフロ

9位:『小室圭さん合否で情報錯綜。八幡和郎氏、夫婦の「雪隠詰め」懸念』(10/30)
小室圭さんのニューヨーク州司法試験の結果発表直後、合格者リストに名前がなかった一方で、リスト以外に追加で合格者が発表される可能性も指摘されるなど情報が錯綜。その混乱する様子をいち早くお伝えしました。

mustafahacalaki/iStock

8位:『東京オリンピック、最終聖火ランナーは誰だ?#2』(7/16)
当時、開会式を巡るスキャンダルが度重なり、通例の大会に比べて最終聖火ランナー予想を企画するメディアが減少。その間隙を縫うように、筆者の佐々木正明さんが関係者に精力的に取材し、最後の2人まで絞りました。佐々木さんには記事を見た在阪ラジオ局から取材も入るなど、サキシル創刊から3か月弱の時点で、初めて幅広い層にお読みいただけたスマッシュヒットになりました。

小山田圭吾氏(2007年、Joi Ito/Wikimedia CC BY 2.0)

7位:『いじめ問題で小山田圭吾氏辞任へ:専門家「あの謝罪は『命乞い』と同じ」』(7/19)
東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の音楽担当に決まっていたミュージシャンの小山田圭吾氏が、過去の「いじめ」告白が蒸し返されて大炎上。開会式まで数日のところで、小山田氏は辞任に追い込まれた。混乱そのものにメディアの注目が集まる中、探偵の立場でいじめ問題の解決に300件以上取り組んできた阿部泰尚さんにインタビュー。いじめの現場でありがちな加害者のリアルを指摘していただき、深刻ないじめ問題を考える契機になりました。

6位:『創刊SP対談 松田公太さん #2 政治と報道をダメにするのは何?』(5/2)
松田公太さん(エッグスンシングスジャパン代表取締役、元参議院議員)をお迎えした創刊スペシャル対談がロングヒットに。この記事は2部構成で、前編では、コロナ禍の外食産業の危機打開のため、5年ぶりに垣間見た永田町の裏舞台について生々しく振り返り。そしてランクインした後編は、議員時代に痛感した、政治の非合理的な意思決定ぶりや、同じようなメディアの問題について新田編集長と語り尽くしました。

Gomaabura/Photo AC

5位:『「18歳以下に現金10万円支給」「国民に3万ポイント付与」でも国民がモヤモヤするわけ』(11/5)
政府与党が「18歳以下に現金10万円支給する」方針を決めた直後から、ツイッターでは複雑な民意を反映するように、さまざまな意見が噴出。その初動の動きをまとめた記事でしたが、その後も年末にかけ、給付方式を全額現金にするか、半額をクーポンで配るかなど、自治体をも巻き込む論争に発展しました。

番組内でNISAへの課税認識を示した江田憲司氏(FNNプライムオンラインより)

4位:『立民・江田憲司氏、NISAにも金融所得課税の認識示し、投票日直前に大炎上』(10/29)
立憲民主党の江田憲司代表代行が衆院選の投票間近のテレビ番組で、NISA(少額投資非課税制度)についても金融所得課税の対象であるとの認識を示し、衆院選の投票日直前に、NISAの利用者をはじめとする投資家から大ひんしゅくを買う事態に。騒ぎの発端になった番組はネット上で公開していた動画を再編集して問題のシーンをカット。マスコミも選挙への影響を考慮したのか初報が鈍かった中で、本サイトがいち早く発言の内容をまとめて報道。ツイッターの公式モーメントにも初採用され、大反響となりました。

撮影:西谷格

3位:『横浜市長選で初当選の山中竹春氏に「疑惑」横浜地検に刑事告発状提出』(8/26)
8月の横浜市長選で、野党の支援を得て初当選した山中竹春氏に、「強要未遂」や「経歴詐称」などの疑惑が浮上。一部週刊誌を除き、大手マスコミが黙殺する中、選挙からわずか4日後、刑事告発の動きをサキシルがいち早く報道しました。その後も経歴詐称の決定的な証拠など続報もリードし続けました。市議会も疑惑追及に動き出し、ここにきて全国紙の神奈川版ではようやく取り上げるようになってきましたが、野党系の政治家の不祥事には甘い日本のメディアの体質は変わりなく、来年も党派に関係なく、引き続き是々非々で追及していきます。

ニューヨークへ出発した小室夫妻(写真:AFP/アフロ)

2位:『小室佳代さんへの刑事告発の動き、新聞・テレビが報じない不可解』(10/8)
秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚を控えた小室圭さんの母・佳代さんに対し、ジャーナリストの篠原常一郎氏が詐欺容疑での刑事告発状を提出。しかし新聞・テレビは完全に黙殺することへの疑問を記者が執筆。ネットでは新婚の2人を心配する意見が出ていることも併せて紹介しました。

記者会見した小室圭さん、眞子さん(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

1位:『小室夫婦、明らかになった「真の力関係」。身も蓋もなくなる結果に』(10/28)
1位も小室問題。小室家の疑惑を4年前から追及してきた八幡和郎さんが、2人の記者会見をどう見たのかを連載。その後編は創刊9か月の中でダントツのアクセス数となる大反響がありました。

創刊から9か月だけでも、オリンピックの炎上、小室問題、横浜市の山中市長の疑惑、衆院選など、さまざまな出来事がありました。マスコミが報道しない、かといってネット世論におもねるのでもなく、ただ愚直にリアルな問題を提起する必要性を改めて感じる日々でした。

年末年始は、ゆっくり過ごされる方も多いと思います。これを機に過去の特集記事など、今読み返しても本質を捉えた読み物を多く取り揃えております。

サキシルは来年も、他のメディアにはない視点をできるだけ多く意識しながら、皆さまのお力で成長できればと思います。まだまだ知名度は足りません。ぜひご家族、お友達にもお勧めいただければ幸いです。

2021年12月31日 SAKISIRU編集部 一同

 

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