みずほ次期社長に木原正裕氏、弟は官房副長官、高祖父も頭取…「華麗なる木原一族」

弟・誠二氏「銀行一家で私だけが道を外した」

みずほフィナンシャルグループ(FG)の次期社長に、みずほ銀行常務の木原正裕氏を昇格させることが11日、明らかになった。現社長の坂井辰史氏の辞任の理由となった大規模システム障害の再発防止など重責を担う。

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木原氏は一橋大学卒業後の1989年(平成元年)、日本興業銀行(現みずほFG)に入行。平成入行のメガバンクトップは初めて。世代交代という点でもニュース性があるが、木原誠二官房副長官の実兄ということも永田町で話題を呼んでいる。

木原誠二官房副長官(官邸サイト)

誠二氏は8年前にブログで、「実は、私は銀行一家で育ちました。祖父も親父もそして兄も皆な銀行員で、私だけが道を外したわけです」と生い立ちに触れながら、「そんな銀行一家の中で小さい頃よく聞いた話は、銀行が企業を育てるという感覚」などと、銀行の社会的な重要性を綴っている。

なお、誠二氏は東大卒業後、大蔵省(後に財務省)を経て2005年の郵政選挙で初当選。ここまで5期務め、岸田首相の側近として活躍。岸田政権発足時に官房副長官に就任した。

木原兄弟の父、雄一郎氏は東京銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、日本国際通信(現ソフトバンクモバイル)で重役を歴任。明治期からの各界名士を採録した『人事興信録』の内容をまとめたウェブサイトによると、祖父の通雄氏は第一信託銀行(現みずほ銀行)の常務を務め、高祖父の頼三氏は、明治期に長崎で開業していた諫早銀行の頭取を務めていた。「華麗なる一族」としての側面からも今後木原兄弟の活躍に注目が集まりそうだ。

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