「横浜市・山中竹春市長は経歴詐称をしていた」と考えて良いのでは?

「ビジティングフェローの証明書を頂きました」
ライター/SAKISIRU編集部
  • 横浜市・山中竹春市長は1月13日、定例記者会見を実施
  • 経歴詐称疑惑などについて再質問した。経歴詐称をしていたと確信
  • 不当圧力についても記者とのコミュニケーションが成立せず
山中竹春市長/筆者撮影

横浜市・山中竹春市長は1月13日、定例記者会見を実施。経歴詐称疑惑と横浜市立大学への不当圧力問題について、改めて聞いた。

リサーチフェローは詐称では

――山中市長の経歴について。結論としては、NIH(アメリカ国立衛生研究所)ではリサーチフェローの役職には就いていなかったということ?

前回申し上げた通りだが、NIHに確認して、2002年から2004年まで2年間、NIHのビジティングフェローだったとの証明書を頂いております。

――リサーチフェローという証明書はなかった? 証明できるものはそれ(ビジティングフェロー)がすべて?

ビジティングフェローの証明書を頂きました。

――ではNIHのリサーチフェローをうたっていたのは詐称だったと思うが?辞書を引くと、「偽る」とは「本心や真実を隠して、それと違うことを言う」とある。

まず、リサーチフェローというのは役職ではございません。基本的に、リサーチフェローかビジティングフェローかの違いは、USシチズン(注・アメリカ市民)かノンUSシチズン(注・アメリカ非市民)かが異なっているというのが元上司の回答でした。リサーチフェローのほうがUSシチズンであり、ビジティングフェローと違うところはあるが、共に研究室に入る駆け出しのジュニアの研究者であることに変わりないと。その二つは特に立場的に違いがないし、特に役職等ではございません。

――NIHホームページには組織内の役職としてリサーチフェローが存在する。

タイトルというのは職名でありますので、役職というわけではありません。

――職名と役職は同じ意味では?

全員がビジティングフェローとかリサーチフェローとか、そういった職名を持っておりますし、ビジティングフェローは役職ではありませんし、リサーチフェローも同様に役職ではないと思います。

――リサーチフェローという職名には該当していなかった?

先ほどのNIHの証明書を頂いた通りの内容かと思います。

――では詐称であると理解して良いか?

先ほどおっしゃった偽りとか、騙すとか、そういったことはないかと思います。

――(リサーチフェローは)本当ではなかったんですよね?

偽り騙すということは特にございません。

市長の説明によれば、リサーチフェローの役職に就いていなかったのは明らかで、経歴詐称をしていたと理解して良いのではないだろうか。少なくとも、私(筆者)は詐称があったと確信している。

大学へ不当圧力問題についても、気になっていたことを再質問した。

電話に出なかったのに「連絡取れず」!?

――市立大学への不当圧力について。大学側は6月14日から16日まで3日間、複数回電話をかけたと主張している。3日間電話に出なければ「連絡取れない状態」と言えると思うが、いったい何が事実無根なのか?

学長や理事長から連絡はなかったと承知しております。

――大学側の副学長が何度も電話をしているので、何も事実に反していないのでは?

その時期、どのくらいの電話があったかは正確に把握していませんが、大学からはたくさん私の部下だった方や同僚だった方や副学長を含めて常日頃電話を頂いております。16日の文面にあったのは、理事長や学長が連絡を試みているがコンタクトが取れないということでしたので、私としても間違ったことを先方にも申し上げたという認識はございません。

――大学側が連絡を取り続けて、山中さんは電話に出てないんですよね?

学長や理事長からの連絡はなかったと認識しております。

――副学長が何度も電話をして、出なかったんですよね?

それに関しても再三ですね、委員会等で申し上げた通りです。

――それって、連絡が取れない状況じゃないんでしょうか?

特に学長や理事長からの連絡はなかったと認識しております。

――「連絡が取れない状態であった」と言えるか言えないか、二択で言ったらどっちですか?

特に学長や理事長からの連絡はなかったと承知しております。

――私の質問に答えて頂いてないと思うんですけど。会話とコミュニケーションが成立していないように思う。私の質問に答えて頂けないですか?

特に、お答えしている通りでございます。

――3日間連絡が取れない状態というのは、山中さんにとっては連絡が取れる状態だということですか?

特に学長や理事長からの連絡はなかったと承知しております。

最後のほうは、何を聞かれても同じことしか答えないぞ! という強い意志を感じた。ずっと微笑を浮かべていたのが印象的だった。最後は「ほかの方も手をあげていますので」と促され、質問を終了せざるを得なかった。山中市長の論法でいくと、世の中のほとんどの事象が“事実無根”になってしまいそうだ。

市長は説明責任を放棄しているように見えるが、もはやこれ以上何を質問しても無駄かもしれない。市長選で山中氏を推薦した人々は、この姿を見て納得するのだろうか。

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