「DXの壁は40代・中間管理職」日経報道に、ツイッターで意見百出

「詰んでる」「業務の片手間でDXさせるから」

昨年9月のデジタル庁発足のタイミングで、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関するビジネスパーソンの意識を探った調査が脚光を浴びている。日本経済新聞が18日に電子版で取り上げ、19日付朝刊では二面の準トップで掲載。ツイッターでは同日朝から記事に対し、意見が百出するなど盛り上がり始めている。

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オリジナルの調査は昨年9月、DX人材の人事評価や育成サービスを展開するInstitution for a Global Society(IGS:本社・東京恵比寿)が発表した。通常こうした企業による調査は、自社商品やサービスのプロモーションの一環で行うが、発表時は「大企業人材の44%は、DX業務にネガティブ・無関心」と銘打っているように、大企業のDXの遅れやボトルネックについて問題提起をすることで、関心を集める狙いがあったとみられる。

しかし、それから4か月遅れで日経のDX担当の編集者が目をつけたのは「世代」だ。同じ調査で、世代ごとに「DX推進活動に関わりたくない」とネガティブな反応を探った中で、40代が50代や60代よりも7ポイント上回る全世代最多の38%が「できれば関わりたくない」「絶対に関わりたくない」と回答していた。

Institution for a Global Society リリースより

ツイッターでは、子育て支援事業のスタートアップ経営者が「40代で絶対逃げきれないし、マインドとして詰んでる」と呆れた様子を見せる一方で、SaaSコンサルの40代男性が「キャッチーなタイトルだけど、中を読むと『失敗しても挑戦を評価する人事制度がない』からと書いてるので、だったら『DXの壁は人事評価制度(を変えられない経営者)』と書くのが正しいんじゃないの?」と指摘するように、日経記事では、評価制度のあり方、つまり経営側の問題を提起している。

福岡でデザイン関連の事業を行なっているという女性は「こんなの普段の業務の片手間でDXさせようとするからよ。日本の企業は情報システムに対する認識が甘い 片手間でできる仕事じゃない。内部で人材避けないなら専門業者に頼むなりの投資を考えるべきじゃない?」との見方を示し、東京都内でITコンサル業を営む男性は「ボトムアップだとか失敗を評価する文化が無いとかじゃなく、単純に成功した時のリターンが小さいのが根本の原因なんじゃないかな」とツイートしていた。

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