株初心者が独学で株で勝つための「たった1つ」の方法

日本株「20年ぶり」大チャンス?
2021年05月16日 08:30
株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役
  • コロナ禍なのに株高で個人投資家増加。人気投資家YouTuberが初心者向け解説
  • 「20年ぶりのチャンス」と筆者。日本株復活4つの理由、世界的な異次元緩和など。
  • 著名なバフェット氏は時流に乗ったが、再現性はない。投資はタイミングがすべて

(編集部より)コロナ禍に見舞われた昨年の我が国のGDPは、リーマンショックに次ぐ史上2番目の落ち込みを見せましたが、日経平均株価は昨夏以降、上がり続け、今年2月には3万円台に到達。バブル期以来の高値になるなど株式市場は湧きかえっています。

この相場の波に乗ろうと株式投資をはじめる方も増えていますが、初心者の留意点はなにか?YouTubeの投資家向けチャンネルで登録者数12万人を誇る上岡正明さんが、自らの失敗談もまじえながら、個人投資家の初中級者向けに連載をしていきます。

metamorworks/iStock

近年はまれに見る投資ブームといわれていますよね。

じっさい、下記はネット証券大手、楽天証券の伸び率です。コロナショックによる株価の暴落で、日本株が歴史的なバーゲンセールと言われるようになってから個人投資家の参入が相次ぎ、過去最大級の証券口座開設数となっています。

引用元:楽天証券プレスリリースより

また、SBI証券も、手数料の引き下げや無料化を進めており、3月には証券総合口座600万口座を達成したと発表。同社の調べでネット証券業界最多としており、野村など伝統的な大手証券会社を上回る勢いをみせています。

引用元:SBI証券プレスリリースより

これほどまでに、投資ブームが過熱するのは、投資歴21年の私といえども、過去に一度しか経験がありませんでした。それは、私が投資を始めたきっかけとなった年でもあります。ホリエモンこと堀江貴文氏が率いたライブドアが株式市場を席巻し、物言う投資家こと村上ファンドがマスコミをにぎわせていた時代。そう。のちに小泉バブルといわれた2003年後半は、まさにこうした株ブームといわれる時代でした。

飲み会にいけば、先輩たちが得意げに株式投資のことを話し、書店に行けばあらゆる株初心者向けのガイド本が並んでいた時代です。

それから20年、日本市場は失われた不遇の時代を迎えます。リーマンショックに東北大震災を乗り越えて、ふたたび株価3万円に到達するまでは長い年月が必要となりました。

日本株復活 4つの理由

そこから、今まさに、日本株は復活を遂げはじめています。そして、私は個人投資家にとって今は20年ぶりの投資チャンスだと考えています。これらの強い日本株には、コロナによる株価下落以外にも、3つの理由が考えられると考えているからです。

まず1つは、日本政府による積極的な運用支援政策です。意外と知られていない事実ですが、株式投資は分離課税といって、多くの面で税金が優遇されています。たとえば、株式投資で得た利益の税率は、いまのところ基本的には約20%とされていますよね。これも、政府による優遇策のひとつです。

私は実業家として投資歴と同じ程度、会社経営をしています。さらに講演活動やビジネス書の作家としても活動していますので、いくら稼いでも累進課税とならずに、税率約20%というのは、かなりお得と言わざるえません。

さらに、政府は「NISA」や「iDeCo」、さらにはより小額で初心者でも扱いやすく、長期にわたって税金が免除される「つみたてNISA」など、あいついで個人投資家を増やすための施策を打ち出してきています。
これらが、今の株ブームや日本株の復活を支えているのは言うまでもありません。

くわえて3つ目の要素として、日本だけでなく、中央銀行による世界的な異次元緩和も挙げられるでしょう。なかでも、米国にいたってはコロナによりダメージを受けた民間企業や失業者を支えるべく、2兆ドルの金融政策や現金バラマキを現在も行っています。

さらに、4つ目の要素として、ゼロ金利政策の実行です。こちらも主に米国を中心に、世界各国で実施されています。これにより、行き先を失ったお金がどんどん市場に流れ混んでいます。近年のビットコインや穀物などの急騰も、こうした背景があるわけです。

なお、下記は、米国の直近2年間の金融政策の結果です。この金利の動きを見ただけでも、今がいかにイレギュラーな状態かわかるでしょう。

引用元:時事通信「米政策金利の推移」より

そして、これらの要素によって、日本と同じように世界中で個人投資家が増え続けている状態なのです。

こうしたなかで、私のまわりでもこの1年以内で株式投資を始める人が急増しました。
かれらは親からの遺産がなくても、さらにはビジネスのセンスや才能がなくても、時流に乗ることにより株式投資で1億円の資産を築けると本気で夢を見て、市場に参入してきます。

もちろん、たしかに株式投資で1億稼ぐためには時流に乗ることは、とても大切です。私がよく証券会社のゲスト講演者として呼ばれた際には、聴衆の皆さんに必ず言う言葉があります。

それは、次の言葉となります。投資はタイミングがすべて、です。

株式投資はタイミングがすべて

株式投資というと、巧みなテクニカル分析や、投資家のバイブルともいわれる四季報の読み込み、毎日おこなうチャートのチェック、さらにはあのウォーレン・バフェットに代表されるような、生活の中に埋もれているお宝柄選を探し出すことがとても大切だと言われています。

そうした情報は、株情報誌や関連書籍でも、繰り返し書かれてきました。とくにウォーレン・バフェットがおこなってきたコカ・コーラやアメリカンエキスプレスなどへの投資は、伝説的に語り継がれてきました。

まだそうした銘柄が人気がなく、誰も知らなかった頃から彼は目をつけて、巨額の投資をおこなってきた、と。

しかしながら、はたして私たちが同じような投資方法で、バフェットのように大きく稼ぐことができるかというと、正直なところ私は難しいと思います。それは、明らかに彼と私たちとでは、タイミングが違うからです。

実際、彼がフォーブス誌に資産家として名前が乗り、著名になりはじめた80年代以降、アメリカのS&P500は大きく株価を急騰させています。正直、このタイミングに、ある程度の資本力や経営力がある企業に分割投資さえしていれば、誰でも勝つことができた、という仮説も成立します。

引用元:アメリカのダウジョーンズの株価推移より

現に、ウォーレン・バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、このところ低迷が続いているのをご存じでしょうか。

それは、米国が以前のように右肩上がりであり、ある程度の審美眼をもって投資をすれば誰でも儲かるといったシンプルな市場ではなくなってきているからです。むしろ、投資先がないことを理由に、このところのバフェットは、市場から距離を置き始めてさえいます。

初心者が株で勝つために

一方で、日本株に限っていえば、この20年間は米国のそれと同じようにはいかず、むしろ株価が低迷し続けるという悪循環の中で、個人投資家泣かせの相場が続いてきました。

それが、安倍政権による金融緩和策で徐々に日本株が見直され始め、さらに皮肉なことに、このコロナを機に一気に個人投資家の注目が集まることで、株式投資がブームに。今年2月以降、3万円を何度も突破するに至っているわけです。

では、個人投資家が勝つために、もっとも大切なことはなんでしょうか。それは、先ほども述べたとおりタイミングを味方にすることになります。

そこで、次回からは、いよいよ本当に勝てる投資家になるための、投資の絶好のタイミングの見つけ方、見分け方。恐怖を克服する方法、さらには利益確定の方法などを投資歴21年の私の経験や実際のチャートをふまえながら紹介していきたいと思います。他のどの媒体でも読めない、ナマの成功や失敗体験ばかりです。ぜひお楽しみに。

 

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