プーチン氏の演説が中国でトレンド1位「私はロシアを無条件に支持する」

「まったく同じことを、我が国もアメリカにされている」
ライター/SAKISIRU編集部
  • 中国SNS「微博」でプーチン大統領の演説がトレンド1位に
  • NATO拡大を問題視する声や、ロシア擁護の声が多数
  • 「ロシアが勝者となりますように!」との声も。中国政府の本音?

ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、日本は岸田文雄首相が25日の参院予算委員会で「国際法に違反したら高い代償を払うことになる。毅然とした姿勢を示す」と発言。岸田首相は24日のG7緊急首脳会議でも、「国際秩序の根幹を揺るがすものであり、ロシアを強く非難する」と述べた。

一方、米国との対立が続く中国政府は、ロシアに対する非難声明は出しておらず、むしろロシアに対して宥和的な発言が目立つ。25日夕方には、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」でも、「プーチン大統領演説全文」がトレンド1位となり、ロシア側の言い分を多くの中国人が共有した。

微博で「トレンド1位」になったプーチン大統領の演説

プーチン氏は演説で、「過去30年間、われわれはNATOとの間で辛抱強く合意を試みてきたが、NATOは拡大し続けた。われわれの利益と合法的な要求に対する侮辱的で軽蔑的な態度をどう説明するのか」、「私は、特別な軍事作戦を行うこととした。目的は、キエフの政権に8年間虐げられてきた市民の保護だ」など、侵攻に至った経緯を説明した。

ウクライナへの攻撃命令を発表するプーチン大統領(ロシア大統領府サイト)

プーチン氏の演説に対し、中国のネット上では賛意を示す声が溢れた。

NATO加入などなければ、何も起きなかったのだ

ウクライナを自由にさせてやったら、米帝の陰謀やたわ言を信じ込み、ロシアの生存に脅威を与えるようになった。それでやむを得ず躾のために手が出たということか

アメリカや西側諸国は、でたらめを吹いて次々と制裁を課し、台湾独立勢力に武器提供をしたり、チベット・ウイグルでジェノサイドが起きているなどの陰謀論を流している

ウクライナはNATOへの加盟はしていないが、ゼレンスキー大統領はNATO加盟を公約に掲げていた。アメリカへの嫌悪感から、ロシアへの共感を示す声も目立った。

アメリカを首魁とする西側諸国がロシアに対してしていることとまったく同じことを、我が国もされている。インド太平洋の包囲網、日米韓やインドやオーストラリアの同盟、台湾独立への支援、南シナ海での挑発行為、ウイグルの人権問題等々。ゆえに、私はロシアを無条件に支持する。ロシアがこの衝突の勝者となりますように!

プーチンがいなかったら、ロシアはアメリカにいじめ倒され蹂躙されていたに違いない。ロシアの力が弱まれば、損をするのは中国だ

同じ時間帯のトレンド2位は、ウクライナで総動員令が出され、18歳〜60歳の男性が出国できなくなったことを伝えるニュースだった。

資本家が逃げ終わったら、一般庶民は閉じ込めるってわけか。ウクライナは絶対に負ける

役人が戦場に行くべき。被害を受けるのはいつも庶民なのだから

ネット上では、ロシア擁護の声が大半を占めた。中国政府の本音も、ネットの声に近いのかもしれない。

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ライター/SAKISIRU編集部

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