強要罪で刑事告発受理、横浜市・山中竹春市長に毎日新聞記者「異常事態と思うが?」

2度目の告発受理、定例記者会見でもツッコミ
ライター/SAKISIRU編集部
  • 横浜市・山中竹春市長が記者会見を行い、刑事告発受理について質問を受けた
  • パワハラ告発に続き、不当に圧力を加えた強要罪の疑い
  • 毎日新聞記者「異常事態と思うが」とツッコミ、市長は…

横浜市・山中竹春市長は8日、定例記者会見を行った。会見では市民向けの防災アプリ「横浜市避難ナビ」やワクチン3回目接種についての説明などが行われたほか、市長が刑事告発されている件についての質問も出た。

告発状受理について答える山中市長(3/8、横浜市役所HPネット中継)

毎日新聞が以下のように聞いた。

先日、横浜地検に対して市長の言動などに強要の疑いがあるという趣旨の告発状が提出されました。これまですでに1回ありましたので、すでに2回目の告発となります。この事態、異常事態かと思うが、どういうお考えを持っているか

(告発の)中身は、昨年の常任委員会で説明したことを踏まえてかと思うが、市民のなかからは、説明が十分でないという意見があると思う。別途説明の機会を設けることなどは考えていないか?

山中市長は昨年、市長選への出馬が報じられた際、当時の勤務先だった市立大からの再三の連絡に応じず、連絡が取れない状態にあった。大学側が学内向けのメールに「山中教授とは連絡がとれない状況が続いている」と書いたところ、山中氏は事実無根であると抗議。小山内いず美理事長に対し、謝罪と訂正を要求した上、山中氏を称賛する内容のメールを学内に出すよう求めた。

大学側が残した昨年7月24日の面会時のメモによると、山中氏は小山内理事長に対し、「市民にSNSやインターネット上理事長・学長の不誠実を知ってもらった方がよいとも考える」「コンプライアンス違反で訴え厳正に対処することも考えている」などと害悪の告知を行い圧力をかけたと見られている。

自身に対する謝罪や称賛を無理強いさせたことは刑法の強要罪にあたるとして、市立大の教職員や市民からなる有志グループが、横浜地検に告発状を提出し、受理されていた。山中市長は市立大にこうした要求を行ったことについて、「圧力という意識はいっさいございません」と述べている。

関連記事:横浜・山中竹春市長の不当圧力疑惑、刑事告発受理も、地元紙にやる気はあるのか?

山中氏は昨年10月にも、市立大教授時代の別のパワハラ疑惑で刑事告発が受理されている。現職の市長に対して2回も刑事告発が受理されるのは確かに異常事態である。

山中市長は、次のように答えた。

告発の話に関しては聞き及んでおりますが、内容に関しては存じ上げていないので、コメントは差し控えさせておきます。内容は私も存じ上げません。もし大学の請願に関することでしたら、12月の委員会の際に説明はし尽くしたと思いますので、その旨申し上げます。

強要罪は成立するのか、今後の成り行きに注目したい。

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