「メディアが触れないところにこそ真実が……」陰謀論に陥らないための唯一の方法とは

【特集】日大危機管理学部・福田教授に聞く『日本社会とリスク 2022』#2
ライター・編集者
  • 福田充教授への連続インタビュー。第2回は情報リテラシーの問題
  • ウクライナ情勢でも跋扈したSNSのインフォデミック
  • かつては「テレビや新聞を鵜呑みにするな」と言われたが、今は…

先のアメリカ大統領選ではQアノンと呼ばれる陰謀論者が跋扈。現下のウクライナ情勢でもSNS空間には真偽不明の情報が飛び交い、私たちのリテラシーが問われる事態になった。

日本大学危機管理学部の設置に尽力し、『リスクコミュニケーション―多様化する危機を乗り越える』(平凡社新書)を上梓した福田充教授に、ネット時代の情報リテラシー、インフォデミック(情報汚染)の問題について聞く。(3回シリーズの2回目)

iStock / ViewApart

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混乱を極めるSNS上の情報

――今回のウクライナ情勢に関して、福田先生は積極的にツイッターで情報発信をされています。これはやはりリスクコミュニケーションや情報戦の側面から、正しい情報を発信しなければというお考えによるものですか。

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