上島竜兵さんの訃報に悲しみ広がる…自宅前で中継したフジテレビに批判の声も

堀潤氏、メディアに警鐘「WHOガイドライン逸脱」

人気お笑いトリオ、ダチョウ倶楽部のメンバー、上島竜兵さん(61)が亡くなったことが11日、明らかになった。報道各社が相次いで報じた。フジテレビがこの日早朝、警視庁や事務所関係者への取材でいち早く報じ、報道各社もその後追随した。

上島竜兵さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

ツイッターでは上島さんにゆかりのある芸能関係者が相次いでコメント。共演したことがあるという人気ユーチューバーのヒカキンさんは「熱湯風呂対決させて頂いた時、楽屋裏でも見たことがないくらい腰が低くて本当に心優しい方でした。ご冥福をお祈りします」と故人を偲んだ。

一方、上島さんの死去を報じたメディアに対する疑問もネットでは論じられている。上島さんは自宅で倒れているところを家族に発見され、死亡が確認されたと伝えられる。死因について最初に報じたフジテレビは「上島さんが首をつっているのを家族が見つけ通報した」と報道。午前8時からの情報番組「めざまし8」では開始早々、都内の自宅前から中継したが、批判が噴出した。

ジャーナリストの堀潤氏はツイッターで、特定メディアの名指しは避けながらも「上島さんについての報道。WHOのガイドラインを逸脱する大手メディアの報道をみかけました」と指摘。WHOの自殺報道ガイドラインを掲載している厚労省サイトを引用し「Twitterで皆さんがこうした記事をRTしたり、キーワードをツイートしているのをみると本当に心配になります。ぜひ、報道関係者だけではなく、Twitterユーザーである我々も知るべき」と呼びかけていた。

WHOのガイドラインでは、「有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること」「 自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わ ないこと」などをメディア側に要請している。ネット上ではこれまで「報道自由は守られるべきだと思うが、それとは別に報道する側として責任というものもある」と理解を示す声も出ていた一方で、少数派ながら表現の自由との両立の難しさを指摘する声もある。

厚生労働省のサイトでは、悩みを抱えている方へ、次のような窓口を紹介しています。

  • こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556 ※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。
  • #いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338 月曜日、木曜日00:00~26:00(26時間)火曜日~水曜日、金曜日~日曜日08:00~24:00  サイトはこちら
  • いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)0570-783-556(ナビダイヤル:午前10時から午後10時まで)0120-783-556 (フリーダイヤル・無料:毎日16時から21時まで。毎月10日午前8時から翌日午前8時まで:サイトはこちら

また、東京都では、都内在住・在勤・在学の方向けにLINEでも相談出来る「相談ほっとLINE@東京」でも受付しております(リンクはこちら:年中無休15:00〜22:30)。

大阪府はLINEで「大阪府こころのほっとライン」を開設しています(QRコードのリンク先はこちら:毎週 水曜日 土曜日 日曜日 17:30〜22:30(新たな相談受付は22:00まで)

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