鮫島氏の話題の書 〜 自らの誤報をさらに炎上させる朝日脳

【連載】創業家を代表して『朝日新聞政治部』を書評する #2
朝日新聞創業家
  • 話題の書『朝日新聞政治部』を創業家の村山氏が斬る3回連載
  • 問題の吉田調書報道、誤報以外に考えられない理由
  • 自らの誤報をさらに炎上させる朝日脳とは?

※画像はAmazonより

さて、この吉田所長の命令から2F(福島第二原発)への退避への流れを、鮫島記者たちはどう報じたのでしょうか。

「すぐに現場に戻れる第一原発構内での待機(p212)」を命令したとなどなっています。しかし、上記の命令は吉田調書には出てきません。A4版400ページ、ハフィントンポスト掲載の原文を目視確認し、念のために「戻れる」や「構内」で検索しましたが、該当しそうな命令はありませんでした。また、朝日新聞自身の訂正後の記事や、他紙の特集にも、吉田調書にそのような命令や指示は出てきません。

誤報以外考えられない理由

この記事は会員限定です。ぜひご登録いただき、続きをお読みください。サブスクなら読み放題です。

関連記事

編集部おすすめ

ランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

人気コメント記事ランキング

  • 週間
  • 月間

過去の記事