「幼稚園で濃厚接触者の特定不要」千葉県・熊谷知事の判断に賛同の声多数

「インフルとは比較できない脅威」と一部では慎重論も
ライター/SAKISIRU編集部
  • 千葉県の熊谷俊人知事が「幼稚園や保育所などで濃厚接触者の特定をしない」と発表
  • 「データを見たり現状を鑑みると至極妥当な判断だと思う」など、賛同の声が多数
  • 制限を緩めるべきでないと言う慎重論は限定的

東京都の新規感染者数が20日、3万1878人となり、初めて3万人を超えた。全国的にコロナ感染が急拡大する中、隣の千葉県も過去最多7555人が感染が判明したが、熊谷俊人知事は21日、幼稚園や保育所などで濃厚接触者の特定を今後行わない方針を市町村に通知したことを明らかにした。

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これまで幼稚園や保育所はクラスター発生によって閉園されるケースが相次ぎ、利用者が困窮する例が目立っていた。熊谷知事の判断に、歓迎の声が多数あがった。

三重県議の稲垣昭義氏は、「新規陽性者数で騒ぐのではなく、このような現場にあったリーダーシップを求めたい」とツイートし、熊谷知事の判断に賛同した。

企業経営者の横山剛氏も「データを見たり現状を鑑みると至極妥当な判断だと思う」と発言し、幼稚園や保育所について、これまでの規制を見直す必要があると示した。

オミクロン株は従来株に比べ感染力は高いものの、重症化リスクは低いと見られている。コロナ対策は常に賛否両論が付きまとうが、今のところ肯定的な反応が目立っている。

政治家らしいリーダーシップ。
この人はコロナ騒動最初期(当時は千葉市長)、学校の臨時休校を受け、自宅で孤立する共働き家庭の小学生を学校で預かることを決断した人。さすがです。
市会議員>市長>県知事とたたき上げた人の強さを感じる。

英断です。もはや意味無いからね。 混乱を生むだけ。

濃厚接触者というだけで何日間も隔離され、親御さんは保育のために仕事もできない。
経済が回らなくなりますもんね。
英断だと思います。

とはいえ、やはり警戒を緩めるべきではないという声もある。

ミステリー小説家で医師の知念実希人氏は、熊谷知事が16日に「子供達にとってインフルエンザと比べリスクの高い疾病ではありません」などとする見解を示したのに対し、猛反論。「明らかな間違いです!ワクチン未接種の子供にとって、新型コロナはインフルとは比較できない脅威です。インフルより致死率も高いし、小児多系統炎症症候群、心筋炎、脳炎などの合併症を生じえます」と訴えた。

コロナの再拡大を懸念する声も散見された。

千葉県の熊谷知事、相変わらず感染症対策を何も理解してないね…
濃厚接触者の特定をしない運用にしたい、と言うのは別に絶対反対でもないけど
それをやるなら空間を共有した人全員に速やかに検査を提供し、陰性確認により日常復帰出来るシステムを速やかに整えてからにすべきだろうに

この件についてはもう決まっちゃった事だろうし、どうしようもないよなぁ。 ただ実際の児童死亡者数のデータが出てから、「やっぱりね」って事態にならないといいんだけど。

熊谷知事はこの日、ツイッターで「発熱外来を引き受ける医療機関を増やすためにも、現在のように陰性も含めた検査件数を日々医療機関が報告する負担ある形式ではなく、インフルのように定点医療機関を定め、検査件数は検査機関からの取りまとめとする等、オミクロン株以降に対応した合理的な制度変更が必要と政府には提言しています」などと、国側に対処法を変えるように迫った。

政府は20日、松野博一官房長官が記者会見で「新たな行動制限を行うのではなく、重症化リスクのある高齢者を守ることに重点を置く」と述べるなど、行動制限には慎重な姿勢を示したが、パンデミックは3年目を迎え、人々の考え方も変わりつつあるようだ。

ライター/SAKISIRU編集部

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