「御礼と謝罪ができない」リベラルが酔う「清々しい敗北感」とは

『なぜリベラルは敗け続けるのか』岡田憲治氏に聞く #2
ライター・編集者
  • リベラルなのにリベラル派の弱点を指摘した岡田憲治氏に聞くシリーズ2回目
  • 「御礼と謝罪ができない人が多すぎる」(岡田氏)。有権者の観点があるか
  • リベラルは「清々しい敗北感」を求めるが、政治は泥まみれでも成果を出すべき
Vesnaandjic / iStock

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社会人としての基本ができてない

――『なぜリベラルは敗け続けるのか』は、保守の立場からしても耳が痛い指摘が多くありました。保守とリベラルは断絶していて、まったく別の世界が広がっていると想っていたところ、実は考えが逆なだけで、本質はほぼ一緒、という。

岡田 そういうものなのでしょうね。しかし「やはりここはリベラルが負けているな」と思うのは、「ありがとう」「ごめんなさい」がきちんと言えない人がリベラルには多いこと。そして「時間を守る」「挨拶する」など、社会人としての基本ができていない人が多すぎることです。驚いた顔をされていますが、実際にここから始めなければどうにもならないという現実があります。御礼と謝罪ができない人があまりに多すぎる!本当ですよ。

こんなこともあります。自民党の区議会議員が街頭演説をしているときに僕がヤジを飛ばしますね。「何やってんだ、自民党は!」と。

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