沖縄県警、候補者に「銃弾」投げつけた女を逮捕せず。自民沖縄県連は告訴・告発状提出

「なぜ左翼活動家に甘いのか」ネットは県警批判

沖縄県知事選に立候補している前宜野湾市長、佐喜真淳氏(自民、公明推薦)が街頭演説中、女に米軍製の銃弾を投げ付けられた事件で、県警那覇署は現場で事情聴取したものの、この女の現行犯での逮捕は見送った。28日17時現在、身柄は拘束されていない。

演説中に銃弾を投げつけられた瞬間、佐喜眞氏(中央)の右隣、仲村家治県議が首をすくめている(出典:YouTube「サキマちゃんねる」

女は、米軍北部訓練場返還地での廃棄物問題を訴えてきた。事件から約8時間後の27日未明にツイッターでの発信を再開。「逮捕されず未使用の空包も押収されることなく0時頃解放されましたよ」「暴力に屈してはいけません、自民党もそれ以外の人も自民党のためにもっと声をあげてください」などと挑発するように投稿した。

女は昨年4月、米軍北部訓練場のメインゲート前で、米軍車両の通行などを妨害したとして、威力業務妨害の罪で在宅起訴された。これまでも地元紙では米軍や日本政府に抗議し続ける名物活動家として何度も取り上げられていた。女が26日夕、佐喜眞氏らに投げつけた銃弾は同訓練場返還地で拾い集めたものとみられる。

現場に落ちていた米軍製の銃弾(読者提供)

佐喜眞氏を支援する自民党沖縄県連は28日までに、那覇署に刑事告訴・告発状を提出した。事案当時、選挙カーの上部にいた佐喜眞氏や今井絵理子参院議員らにけがはなかった模様だが、女が投げつけた多数の銃弾は、佐喜眞氏の近くにいた県議や市議らの手に当たった。こうした暴行や演説の妨害について、公職選挙法違反(自由妨害)の疑いがあると訴えている。

事案直後、那覇署員の事情聴取を受ける女(読者提供、画像は一部加工しています)

佐喜眞氏はこの日午後、ツイッターで陣営が告訴・告発状を提出したことを動画付きで報告、「先の尖った多数の金属を人に向かって我げつける行為は、危険きわまりない明確な暴行です」「民主主義の根幹である選挙を暴力によって妨害し、候補や選挙スタッフ、多くの聴衆をも危険に晒した今回の蛮行に対して、改めて断固抗議の意を表明します」と怒りをあらわにしていた。

ネット上では、ツイッターで開き直るような言動を続ける女への非難も相次いでいるが、女を逮捕しなかった県警の対応にも疑問や批判が噴出している。

沖縄県警はなぜにこうも左翼活動家に甘いのか。警視庁では考えられない。

沖縄県警の警備が弛緩しきっている。古い銃弾だったが、これが爆発物だったらと考えると背筋が寒くなる。

などといった声が噴出。また安倍元首相の銃撃事件から3か月も経たない中での事案発生に、長崎県平戸市黒田成彦市長は「沖縄県警よ!奈良県警の失敗を繰り返すべからず!」と訴えていた。

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