日本電産・永守会長が「高齢でも活躍」と引き合いにするダイキン・井上会長「晩節」のリアル

社内や関西財界の関係者が指摘する「名経営者」の実情
ジャーナリスト
  • 後継社長が退社した日本電産・永守会長がなぜ批判されるのか?
  • 永守氏が「高齢でも活躍」と引き合いにするダイキン井上会長はどうなのか
  • 世界的なエアコンメーカーに育てた一方で、漏れ聞こえる近年の実態とは

「外部は老害だ、老害だと言うが、ダイキン工業の井上礼之会長や信越化学工業の金川千尋会長のように高齢で活躍している人もいる。年齢のことをとやかく言われる筋合いはない」

こうまくし立てたのは、日本電産の創業者で会長を務める永守重信氏(78)。9月2日、関潤社長(61)の退任と、後任の社長に小部博志副会長(73)を起用する人事を発表した時のことだ。

日本電産・永守重信会長(写真:ロイター/アフロ)

なぜ永守氏が「老害」と批判されるのか

この記事は会員限定です。ぜひご登録いただき、続きをお読みください。サブスクなら読み放題です。

 

関連記事

編集部おすすめ

ランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

人気コメント記事ランキング

  • 週間
  • 月間

過去の記事