英女王国葬で示された「軍服と国家の威厳」、日本人が今こそ思い起こすべき問題

軍服も勲章も自衛官が持てない我が国との格差...
元航空自衛隊情報幹部
  • 英エリザベス女王の国葬で注目、英国王一族の軍服姿の意義とは?
  • なぜ最上級の礼装が軍服なのか。ノブレス・オブリージュと王族の軍務
  • 日本も戦前は皇族も軍務。戦後の自衛隊は「軍服」も「勲章」もなくなったが…
ウェストミンスター寺院に運び込まれるエリザベス女王の棺(ロイヤルファミリー公式ツイッターより)

本サイト9月20日付けの記事(英エリザベス女王の国葬に日本でも感動の中、猪瀬直樹氏が語る「国家と国葬」)における、コピーライターの橋口幸生氏や猪瀬直樹元東京都知事の言葉にもあったように、この度の英国エリザベス女王の国葬儀は、その荘厳さと芸術的な演出という面において圧巻であった。

これこそが、一流の君主国家の体現であり、英国という国の品位と国家としての威厳をいやが上にも誇示することとなった。と同時に、間もなく「(国論を二分して)行われる安倍元総理の国葬儀がこれに比較されるのでは」との懸念が脳裏に浮かび、暗澹たる気持ちにさせられてしまった。

さて、この一連の英国の儀式の中でひときわ目を惹かれたのが、英国王一族の軍服姿であった。特に、2020年に個人的理由で王室を離脱したヘンリー王子が、葬儀に先立つ「女王の棺の不寝番」という儀式以外で軍服着用を認められなかったことなどから、この王族らが着用した軍服(礼装)に対する関心がより一層世界の人々の関心を惹くこととなった。

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