プーチン氏の動員令でロシア社会がパニック状態…徴兵事務所で司令官射殺も

学校で子どもへの銃撃事件も
ライター/SAKISIRU編集部

ロシアのプーチン大統領が21日にウクライナとの戦闘継続のために予備役の部分的動員令に署名したことで、ロシア社会の混乱に拍車をかけ、なかばパニック状態に陥っているようだ。

※画像はイメージです(Grigorenko /iStock)

司令官射殺「刑務所の方がまし」

26日、東シベリアの南部に位置するロシア・イルクーツク州の徴兵事務所で、動員された男がロシア軍司令官を銃殺した。ウクライナ内務大臣顧問アントン・ゲラシチェンコ氏が26日午後、男が司令官を銃撃する瞬間を捉えた動画付きで、次のようにツイートした。

ロシア、イルクーツク州ウスチ・イリムスクで、動員された男が徴兵事務所の司令官を殺害した。

司令官であるアレクサンドル・イェリセーエフが、ほぼ至近距離から4発撃たれた。

犯人はルスラン・ジニン、1997年生まれ、「部分動員」。彼はウクライナで死ぬより刑務所の方がましだと判断した。

目撃者のコメントでは、犯人はこう言ったという。”誰も戦争に行かない、もうみんな家に帰る”と。

地元メディアによると、犯人の男は「軍歴のない親友を徴兵したことに腹を立てている」と母親に話していたという。

「これからますます増えるね」

このニュースは世界中から大きな注目を集め、ツイッターでも多くのコメントが寄せられていた。

彼はウクライナで死ぬよりも刑務所に行きたいんだ。

ロシアでこうしたことをあえて行うとしたら、最前線で何が起きているかは容易に想像できる。

これからますます増えるね。

多くの人がこのロシア人を応援するでしょう

一方で、ロシア人とみられるアカウントからは次のような反応も見られた。

私たちは、動員されたすべての個人にこれらの行動を控えるよう要請します。ウクライナはすでに私たちの軍隊を破壊しています。パニックに陥って私たちの軍隊を自分たちで破壊する必要はありません。

同じ日に学校で銃撃事件

また、同じ26日には、さらにショッキングなニュースがロシアで流れた。ロシア連邦に所属するウドムルト共和国の首都・イジェスクの学校で銃撃事件が起こり、子ども7人を含む13人が死亡した。負傷者は、14人の子どもを含む 21 人に上るという。

タス通信によると、犯人の男は銃撃後に自殺した。男はナチスのシンボルが入った黒いTシャツを着て、目出し帽をかぶっていた。この男が戦争の動員をかけられていたのかは不明で、現在までのところ、男の身元を確認できる情報は得られていないという。

ロシアでは今、いったい何が起きているのか。いずれにしても、ロシア社会がかつてないパニックに陥っているように見えることは確かだ。

 
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