「中国は戦争を起こせない」ルトワックが断言しても、日本人が備えなければならない理由

戦略家に求められていることは?
地政学・戦略学者/国際地政学研究所上席研究員
  • 「台湾有事の危機は起こらない」ルトワック氏の断言をどう読むか?
  • 人民解放軍は「張り子の虎」か?戦略を担当する人間は、どう対応すればいいか
  • 「中国は戦争できない」というルトワック氏だが、その一方で…

すでに遠い昔のように感じるが、今年8月のペロシ訪台をめぐる騒ぎを覚えている方もいらっしゃると思う。あの夏の日、日本では故安倍元首相の「台湾有事は日本有事」という言葉を元に、「今まさに危機が高まっている」と考える専門家たちの意見が、メディアで多く取り上げられていた。

8月、ペロシ議長と会談した蔡英文総統(蔡氏ツイッターより)

ところが戦略家として知られるエドワード・ルトワックは、持論として「台湾有事の危機は起こらない」と一貫してツイッターなどで指摘し、話題になっていた。

なぜルトワックはそこまで断言できたのか? 彼なりの論拠はいくつかあるようだが、そのうちの一つの前提は「中国は国外への経済依存度が高すぎて、戦争できない」というものだ。

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地政学・戦略学者/国際地政学研究所上席研究員

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