都民ファーストの会が3都議除名、今度こそ小池都政「終わりの始まり」か

英語スピーキングテスト条例案造反のウラ政局
SAKISIRU編集長
  • 都民ファーストの会が3都議を採決の造反で除名。その深刻な実相とは?
  • 造反のきっかけとなった英語スピーキングテスト問題の経緯
  • 顔ぶれを見ると、3年前の離党劇よりも亀裂の深まりが窺えるワケ

都民ファーストの会が7日夜、会派や党の決定に反した採決行動を取ったとして、3人の都議を除名した。きっかけは昨晩からの報道にもあるように、都立高入試への英語スピーキングテスト導入を巡る問題だったが、今回の造反劇は、3年前に3人の新人都議が自主的に離党した時以上に組織崩壊の予兆が見え隠れている。

他にもいた「造反者」

この日都議会で採決されたのは、英語スピーキングテストを都立高入試の合否判定から外す条例案。東京都独自の英語入試改革で、今年11月27日に、都内の公立中学3年生全員を対象に英語を話す能力を判定する。このテスト結果は年明けの都立高入試に反映する。しかし大学入試改革でもそうだったように、この手の改革は反対が少なくない。スピーキングテストの運営をベネッセコーポレーションが行う民間委託方式に「企業の利益誘導になる」などの批判の声が上がっているようで、これも既視感がある。

スピーキングテストへの是非には今回踏み込まないが、事実としては、そうした反対の声を受け、都議会の立民と維新が条例案を提出した。しかし両者は都議会の少数会派だ。これに対し、知事与党である第2会派の都民ファはテスト導入の推進派であり、自民、共産もそれぞれの思惑から都民ファと共に条例案に反対。採決の結果、賛成21人、反対98人の反対多数で否決された。

異変があったのは、都民ファから3人の都議が党の方針に反して賛成に回ったことだ。造反したのは、桐山ひとみ(西東京市)、田之上郁子(江戸川区)、米川大二郎(葛飾区)の3都議だ。しかし、実は造反の可能性は他にもまだあった。

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