蓮舫氏に「50歳と14歳の同意性交」問題を直撃した結果「回答ナシ」
こういう時こそ「ダンマリ」してほしくない!- 立民・本多議員の「50歳と14歳の同意性交」発言問題。党関係者の見解を直撃
- 普段なら厳しく叱責するのが蓮舫氏だが、期限までに回答は得られず。
- 党所属の元衆院議員はフェイスブックで見解を表明も多忙で取材に応じず
「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と、立憲民主党の性犯罪刑法改正のワーキングチーム(WT)の会合で発言したと報じられた本多平直衆院議員(56歳)。発言を撤回して陳謝したが、今なお非難の声は収束していない。
14歳は刑法の定める性交同意年齢にギリギリ達しているものの、各都道府県の定める青少年健全育成条例によって保護される対象だ。青少年と性的な行為をすることについて、条例では“結婚を前提とした真摯な恋愛”は処罰の対象外としているものの、常識的に考えて、50歳と14歳の間に“真摯な恋愛”が発生するケースは、ほぼゼロではないだろうか。
立憲民主党は「ジェンダー平等へ、ここから始める」をキャッチコピーに、ジェンダーギャップの解消を訴えている党でもある。「同意があれば、自分は14歳と性交しても問題ない」と考えていた議員がいたことに、ネット上では「ただ、ただマジキモ」などの声があがっている。
本多氏は国会で謝罪した際、「時間がない」として記者からの質問を遮断し、その場を立ち去った。もしも、今回のような社会常識から逸脱した発言が、自民党議員の場合だったら厳しく叱責するのが、同党の看板議員の一人である蓮舫氏だ。だが、今回はツイッター上で簡単に見解を述べるに留めており、「身内にはダンマリなのか」と厳しい声があがっている。
SAKISIRU編集部では、蓮舫氏に「本多議員の発言についてどう思うか?」、「50代男性と14歳少女が性行為をしても、同意があれば問題ないと思うか?」などの質問状を送ったが、期限までに回答は得られなかった。
本多氏批判の元議員直撃も…
また、元衆議院議員で立憲民主党東京4区支部長の井戸まさえ氏は8日、自身のフェイスブック上の公開投稿で以下のように意見を表明した。
ジェンダー平等を掲げる政党として、またそこに集う政治家自身の本気度が問われている。今回の発言を行った本多平直衆議院議員とは松下政経塾の同期で、30年来の友人でもある。私は発言の内容に対して,一切の同意はしないし、極端な事例を例示としてあげたという弁明に対しても、その場で十分な認識を示せなかった以上、撤回しても発言の重みは変わらないし、その責任は受けるべきだと思っている。
一方で、彼自身がこうした検証に対して、保身等で動く政治家ではないことも私は知っている。
これまでの政治家が行ってきたようなただただ時間的経過を待つという姿勢ではなく、問題と向き合うことから逃げずに、十分な説明責任等を果たすことと思う
井戸氏に「詳しく話を聞きたいので、10分でもいいから時間をもらえないか」と問い合わせたが、「作業が立て込んでいて時間が取れない」との理由で断られた。蓮舫氏を含め、今回の取材のタイミングは実際に都合がつかなかったのかもしれないが、野党第一党は、政権与党の疑惑を日頃厳しく追及しているだけあって、この「難局」にどう対応するか国民は注目している。
※
なお、SAKISIRUでは今回の問題について、蓮舫氏ら立憲民主党関係者が今後取材に応じた場合は、続報をお伝えしたい。
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