森ゆうこ氏「北朝鮮にワクチン提供を」。ネット上で大批判、衆院選に影響?

「盗人に追い銭」他党から批判
2021年06月12日 06:00
  • 立民の森ゆうこ氏が拉致問題のこう着打開のために北朝鮮にワクチン提供を提言
  • 政府「北朝鮮自身はコロナの感染者が出ているとは言っていない」(茂木外相)
  • ネット上で保守層を中心に反発。維新・音喜多氏「盗人に追い銭」と批判

立憲民主党の森ゆうこ(裕子)参議院議員が11日、参議院の北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会で、ワクチンを北側に提供すべきと主張し、ネット上で猛批判を招いている。

参議院ネット中継(6/11)より

森氏は「制裁だけでは北朝鮮は動かない」として指摘した上で、政府に対し、なんらかの行動をみせれば経済制裁を一部でも解除するのか尋ねた。これに加藤官房長官が「北朝鮮や諸外国の対応を踏まえ適切に対応を図りたい」と応じると、森氏は2年ぶりに開催された特別委の機会をもっと有効に使うべきとし、制裁を一部解除し、こう着状態を打開するための動きをすべきだと、加藤長官や茂木外相に再三主張。

そして森氏は日本が3億6400万回分のワクチンを確保し、自ら政府に照会した数字として1億以上余りがあると強調。北朝鮮の人口が2700万人であることも挙げて、「余剰ワクチンを人道支援ということで提供することはいかがか」と提言した。これに対し、政府は、茂木外相が「北朝鮮自身はコロナの感染者が出ているとは言っていない。北朝鮮自身がワクチンを欲しいと言っていないなかで国際社会でどういう対応を示すかになる」と回答。森氏は茂木外相に「そんな評論家みたいな態度を求めているわけではない」などと吐き捨て、「ワクチンを提供すべき」と食い下がった。

ネット上では、「だから自民党に負けるんですよ」「感染者数ゼロの国にワクチンは必要なの?」などと批判や疑問が噴出。他党からも批判の声があがりはじめており、日本維新の会の音喜多駿参議院議員は同日夜に更新したブログで、「盗人に追い銭。お金をさらにあげれば盗まれたものが返ってくるかもしれないって、いくらなんでも国際外交では通用しない無茶苦茶な考え方ではないでしょうか」と綴った。森氏の「ワクチン提供」発言は、保守層の反発を招くだけでなく、衆院選に向けて無党派層を取り込んでいきたい立憲民主党の選挙戦略への影響も注視される。

 

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