小池都知事の記者会見でColabo問題スルーの事情……ついでに国政復帰はあるのか?

ネット世論と分断する3つの構造問題
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 東京都の小池知事が22年最後の記者会見。「Colabo」問題は話題にならず
  • “暇空茜”氏、自民・川松都議らの予感的中も、スルーされる背景に3つの構造
  • 都政で「敵なし」の小池氏。国政復帰シナリオは消えたようにも見えるが…

東京都の小池百合子知事は23日、今年最後の定例記者会見を行ったが、都の委託先で、年の瀬のネットを騒がせている一般社団法人「Colabo」の会計問題については全く話題にならなかった。

22年最後の記者会見を行った小池都知事(23日、Facebook「東京都知事 小池百合子の活動レポート」)

“暇空茜”氏の悪い予感的中

都のサイトに夜間にアップされた議事録によれば、コロナ対策の最新状況や、震災に備え向こう10年に投資する総額6兆円の「TOKYO強靱化プロジェクト」、上野動物園のパンダの中国への返還予定など8つの案件がプレゼンされた。ここまでは通常の都政報告だが、問題はその後のメディア側との質疑応答で、話題のColabo問題について誰も質問しなかったことだ。

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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