4年前は音喜多氏を撃退、東京・北区長選、無双の“米寿”区長に2つの死角

壮絶な神経戦に垣間見えるもの
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • まもなく88歳。「全国最高齢」現職が出る東京・北区長選の行方は?
  • 元光GENJIに、区議選トップの女性新人が挑戦者に名乗り
  • カギを握るあの党の動きは?さらなる「刺客」が登場するシナリオも

東京23区のうち半数近い区が、4月の統一地方選で区長選を行う。通例だと波乱は滅多になく、全国ニュースになることも少ないが、今回はいくつか異例の展開を見せる注目選挙がある。

まずは先日書いたように、江東区長選が保守分裂の展開になった(リンク先はこちら)。さらにはコロナ対応などで物議を醸しながらも4選が有力とみられていた元社民党国会議員の保坂展人・世田谷区長が公用車問題で「文春砲」を喰らった矢先、保守勢力が財務省出身の隠し球を擁立することが明らかに。

そして全国の現職市区長で最高齢、党開票日には88歳の“米寿”で迎える北区花川與惣太区長が6選を目指して出馬表明したものの、今回の選挙情勢は安穏としていられない動きが見え隠れしている。今回は北区長選を占ってみたい。中央政界の構図や著名人の出馬を含めて分析すると、他の地域の読者にも興味深い内容だ。

投票日には88歳を迎える花川氏(北区サイト)

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