琉球新報が初めて認めた「大江健三郎、辺野古での罵声事件」

戦後左派論客の精神的支柱、沖縄問題の功罪(特別編・上)
批評ドットコム主宰/経済学博士
  • 琉球新報が「大江健三郎が見た沖縄と日本」と題した記事を掲載。
  • 大江健三郎の沖縄問題での功罪を論じた篠原氏の本サイト記事を意識?
  • 辺野古で大江が罵声を浴びた事実を沖縄で「初報道」となったが…

琉球新報が3月29日付で「大江健三郎が見た沖縄と日本 日本人の沖縄認識を問う 辺野古に民主主義の希望」という記事を掲載した。

この記事は、篠原によるSAKISIRUの記事『「逃げるな大江」大江健三郎と沖縄 〜 なぜ辺野古で罵声を浴びたのか』(3月24日掲載)、『沖縄に「しっぺ返し大江健三郎はなぜ沖縄で「失敗」したのか ~ 保守にも左派にも“不都合な真実”』(3月25日掲載)を受けて書かれたものだと思う。

琉球新報サイトより

沖縄で初めて報道「辺野古での罵声」

篠原は辺野古での「大江健三郎罵声事件」をSAKISIRUで明るみに出したが、琉球新報を始めとする沖縄のメディアは、この事件をこれまで一貫して伏せてきた。大江にとっても、辺野古の活動家にとっても、また沖縄のメディアにとっても、それこそ「不都合な真実」だったからである。篠原の記事を受けて、琉球新報は「書かざるをなくなった」というのが真相だと思う。

同記事は以下のように伝えている。

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