小林亜星さん死去、元俳優の次男「ヒョヒョ〜」の謎ツイートの意味

マスコミに先立ち有料ブログで訃報報告も
ライター
  • 亡くなった小林亜星さんには、今年還暦を迎えた次男の元俳優、朝夫さんがいる
  • 訃報直後、謎のツイート「ヒョヒョー」。出演作「サンバルカン」にちなんだものか
  • 朝夫さんは俳優引退後は一時塾の人気講師に。現在は有料ブロマガを配信中
小林亜星さん(アストロミュージック出版株式会社HPより)

「この木なんの木」、「ひみつのアッコちゃん」、「にんげんっていいな」、「あわてんぼうのサンタクロース」など、多数のCM曲やアニメソング、歌謡曲を生んだ小林亜星さんが88歳で亡くなった。死去のニュースが流れた6月14日18時過ぎ、息子で元俳優の小林朝夫さん(60歳)は、本人と思われるツイッターアカウントから、「ヒョヒョ〜」と謎のツイートを発していた。

朝夫さんは1981年〜1982年、子ども向けの戦隊ドラマ『太陽戦隊サンバルカン』(テレビ朝日系)で、スーツカラーがイエローの「バルパンサー」として出演。バルパンサーの口癖が、驚いたときなどに発する「ヒョヒョ〜」だった。

「サンバルカン」で、朝夫さんは小林亜星さんと親子共演も果たしており、ツイートでは40年前の過去を偲んでいたのかもしれない。朝夫さんは俳優引退後は、1980年代後半に塾講師に転身。1999年に朝夫さんを取り上げた朝日新聞(9月19日付朝刊)によると、俳優経験を生かし、歌やものまね、一人芝居などをまじえ「クイズ番組のようでもあり、漫談のようでもあり、小劇場のよう」(記事より)と評されたユニークな教え方で、またたくまに中学受験の人気講師に。記事では『塾の世界で、小林先生を知らない人はいません 「国語の神様」です』と紹介された。

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2001年には、『国語の神様 バカを一喝!』(ロングセラーズ)を出版。副題は『コトバの構造改革で「純ちゃん真紀子姐さんになろう」』となっており、時代を感じさせる。だが、その後は表舞台に出ることはなく、2010年代には不祥事も報道された。

現在は有料のブログマガジンを980円で配信しており、「南海トラフ巨大地震と令和関東大震災が同時に発生します」などの記事を執筆。ツイッター上でもユニークな投稿をしていた。

マスコミに先立ち、ブロマガでは3日付に亜星さんの死去を報告していたようだ。自宅の階段で転落したことが原因だったといい、最後に「皆さま、いままで、父のことを応援いただきまして、感謝しています」と締め括っている。亜星さんが亡くなった翌日には「ボクの中の昭和が終わりました」のタイトルで、亜星さんの死去を示唆するように心機一転を誓っていた。

大きな存在を失った今、朝夫さんは何を思っているだろうか。

 

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