“袋詰め作業からの解放”進むか
楽天元副社長、國重惇史さん「衆人環視の孤独死」、メディアも楽天本社も苦悩したSNS時代の陥穽
皆“知ってた”のに訃報が2日遅れの歯痒さ- 楽天元副社長で、『住友銀行秘史』の著者、國重惇史さんが死去。
- 生前筆者も取材。初めて会った17年前の印象的な出来事
- 近年は知人女性がSNSで近況アップ。訃報も投稿されるが報道は…
住友銀行(現三井住友銀行)取締役、楽天副社長を歴任した國重惇史さんが4日午後、都内で亡くなった。77歳。近年、国指定の難病「進行性核上性麻痺」と診断され、療養中だった。
2016年には『住友銀行秘史』を刊行し、住銀時代に担当したイトマン事件の内幕を赤裸々に綴ったことが話題になり、10万部を超えるベストセラーに。楽天時代も「ナンバー2」として、三木谷浩史会長兼社長の金融事業を支えた。そんな有名な元バンカーだけに訃報は多くのメディアが軒並み報じるはずだが、今回、古巣の楽天も、そしてどのメディアも訃報を“察知”していたのに、2日経ってもデイリー新潮以外に報道できない異例の事態に陥った。

17年前、自宅への直撃取材で…
先に筆者と國重さんの交流について述べておこう。といってもベテランの経済ジャーナリストの親交ぶりとは比較もしようがない薄いものだ。ただしその「傑物」(楽天関係者)ぶりを垣間見ただけで、取材対象者として鮮烈な記憶がある。
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