「生まれましたー」東京・北区議選で候補者が異例の出産、維新公認の佐藤古都氏

維新・馬場代表、応援翌日で「ビックリ」

東京・北区議選に立候補している維新公認の佐藤古都氏(34)が17日、ツイッターを更新し、出産したことを報告した。公職選挙中の候補者が出産するのは極めて異例。「生まれましたー」の投稿にはネットで祝福の声が寄せられている。

佐藤氏は大学卒業後、外資系広告会社、福祉関連会社などでの勤務を経て政治活動を開始。20年都議補選、21年都議選で惜敗したが、今回3度目の正直を期して区議選に出馬していた。ただ今回は第2子を妊娠中、しかも臨月の状態での挑戦。この日朝には陣痛による腰の痛みを訴え、区長選に立候補中の無所属、山田加奈子氏(自民、公明、維新推薦)との「コラボ街宣」の予定を取りやめ。緊急入院した直後の出産となった。

維新の馬場代表もツイッターで佐藤氏に「ことちゃんおめでとう。昨日、応援に行った次の日だからビックリしました。 選挙中に候補者が出産するのは日本では初めてではないでしょうか?」と投稿。「維新が女性の政治への参加を応援している一つの事例ですね」とアピールも忘れなかった。維新は馬場氏が代表就任後、女性候補者を増やすテコ入れ策として、ベビーシッターや一時保育を利用する場合の補助制度を導入していたが、さすがに選挙中の出産には驚きを隠せない様子だった。

 

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