山口2区、和歌山1区は自民苦戦?衆院補選よもやの情勢調査情報どう読み解くか

急浮上した政権支持率と「反比例」
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 永田町で出回る衆院補選の某メディアの情勢調査。筆者も予想外の傾向
  • 山口2区「岸苦戦」どう読む。和歌山1区、維新が予想より強い?
  • 千葉5区、野党分裂でも自民苦戦…終盤戦のデッドヒートを占うには

衆参5つの補選は選挙運動期間が残り5日間となった。この週明けにかけ大手メディアによる「終盤」情勢報道が続いたが、自民が山口2区で苦戦するなど意外な展開になっているようだ。永田町ではどこかから漏れた各社の調査や自民党調査という「触れ込み」の数字が出回っているが、筆者が17日、自民党関係者から入手した1社の数字は確かに予想外のもので驚いてしまった。

実際に選挙現場にも入った関係者は「肌感覚に近い」と悲壮感を漂わせるが、額面どおりに受け止めると情勢認識を誤ることもある。選挙を陣営の外と中で経験してきた筆者なりの見立てを示してみたい。

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