「政治に慣れていない経営者が…」森まさこ氏ブライダル騒動で、松田公太氏が私見

距離感に苦慮する経営者に助言も

元参院議員で、現在はパンケーキレストラン「エッグスンシングス」を経営する松田公太氏が15日夜、X(旧ツイッター)を更新。政府のブライダル業界への補助金事業を巡り、森まさこ首相補佐官のSNSへの投稿が大炎上した問題で、経営者と政治家の距離感について私見を述べた。

松田公太氏(編集部撮影)

松田氏は騒動を取り上げたSAKISIRUの「コロナで爆誕“ブライダル族議員”、少子化政策と“悪魔合体”に減税派激怒の大炎上!」を引用。森氏との親密ぶりを指摘されたテイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)の創業者、野尻佳孝会長について「T&G野尻さんを擁護するわけではないが、彼はコロナ禍当時はブライダル業界の未来を憂い、必死に動いていた。同時期に外食産業を救う動きをしていた私にも何度も政治との接点や方法を聞かれ、知る限りの事は伝えました」と、エピソードを明かした。

その上で松田氏は「コロナが終息して自助努力の時代が戻った時に、私は組成され始めた業界団体からの一見、名誉職に見える誘いを全て断りました」と述べた。その理由について業界の利権化が進み、政治家が群がっていることを危惧していた懸念していたようで、知人の経営者が「議員と話していると蟻地獄にハマったような錯覚に陥る」と話していたことも吐露した。

そして、これまでの経験から「政治に慣れていない経営者が国会議員と接点を持つと如何にも自分がVIPの仲間入りをしたような気持ちになり、言うがままになってしまう事がある。特にパイが縮小する産業の若い社長に多い」と指摘。政治家との距離を見計らう経営者に対しては「付き合いたければ『国のため。国民のため』という大義から絶対にブレないこと。付き合う政治家を見定める事」と求めていた。

 
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