【独自】無免許運転事故の木下富美子都議、公選法違反の疑いが浮上

午後8時以降に選挙運動用のビラ配りか
2021年07月06日 19:30
ライター/SAKISIRU編集部
  • 無免許運転で都民ファーストの会を除名された木下富美子議員に、新たな疑惑
  • 選挙期間中に20時以降に選挙運動用ビラを配布していた疑いが浮上
  • 疑い濃くなる動画、画像も入手。確認のために木下氏の事務所に取材も連絡が取れず

4日の東京都議選に板橋区から出馬し、2期目の当選を決めたばかりの木下富美子都議が選挙期間中の2日に無免許運転で事故を起こしていたことが発覚、5日付で都民ファーストの会を除名された。木下都議の問題はこれだけでなく、選挙期間中に公職選挙法違反となるビラ配りをしていた疑いが浮上していることがSAKISIRU編集部の取材で明らかになった。

再戦直後に不祥事が発覚した木下都議(画像は2017年都議選直前:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

SAKISIRU編集部では、木下議員の選挙スタッフが選挙期間中の2日午後8時過ぎに、板橋区内でビラ配りをしている動画と画像を入手した。動画は東武東上線大山駅前で、緑色のポロシャツを着た選挙運動員が踏切を渡ってきた通行人にビラを手渡そうとして、受け取ってもらえなかった様子を映している(1、2枚目の画像は動画からのキャプチャー)。

プライバシー保護のため一部加工しています

一方、これとは別に同じ駅の南口改札前で運動員が同日午後8時過ぎにビラを通行人に渡している様子を写した画像も存在した。

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東京都選挙管理委員会に、選挙のビラについて聞いた。

候補者の氏名や顔写真が記載された選挙運動用のビラを配れるのは、選挙期間中の午前8時〜午後8時までで、配布方法は新聞折込み、事務所内、個人演説会場、街頭演説の場所に限られます。時間外に選挙運動用ビラを配布した場合、公職選挙法違反に問われます

20時以降に配れるビラもある。

3人以上の候補者がいる「確認団体」のビラであれば、時間制限なくビラを配ることができます。ただし、候補者の氏名や顔写真が記載されているものは使用できません。(東京都選管)

確認団体とは、一定の条件の下で選挙活動を許されている政治団体を指し、都民ファーストの会も今回の都議選での確認団体に含まれる。仮に木下陣営が確認団体のビラを配っていた場合であれば、公選法には抵触しないが、情報提供者は「動画、画像ともに本人の名前と顔写真の入ったビラを配っていた」と証言している。動画のほうは不鮮明ながら、少なくとも画像のほうは拡大すると「木下」の文字が書かれているように見える。

木下議員や事務所の認識はどうだったのだろうか。事実関係の確認のために連絡を試みたが、木下議員のホームページは不祥事の報道直後からネットのアクセスが殺到し、7月6日夕方時点でサーバーがダウン、画面が表示されない状態だ。電話・FAXもつながらなかった。メールで質問項目を送ったが、期限までに回答はなかった。この日は板橋区選管で都議選の当選人に当選証書が手渡されたが、木下氏は会場に姿を現さず、待ち構えていた報道陣も空振りに終わった。

SAKISIRU編集部では、木下氏や事務所関係者が取材に応じた場合、続報をアップする。

ライター/SAKISIRU編集部

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