バッハ会長「もっとも大事なのは中国人」中国ネット民の反応は?

「頭の中はもう冬の北京五輪のことでいっぱい?」
ライター
  • IOCのバッハ会長が「もっとも大事なのはチャイニーズピープル」と発言
  • 中国のSNS上では「間違っていない」「中国こそアジアの代表」などの反応
  • 半年後には冬の北京五輪を控えているが、世界の関心はすでにそこへ?

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が13日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と面会した際に、「もっとも大事なのはチャイニーズピープル」と発言し、直後に「ジャパニーズピープル」と言い直した。中国メディアはすぐにこの件を報じ、中国のSNS「微博(ウェイボー)」上では、さまざまなコメントが飛び交った。

国籍を間違えられて嬉しくないのは、中国人も同じらしい。

日本人が不満を示しているって、中国人だって不満だぞ。

中国人への侮辱だな。

欧米人にとっては、アジアの歴史や地理はあんまり重要じゃないんだろう。

とはいえ、「中国人が大事」との発言は、悪い気はしないようだ。世界のなかでの中国の存在感の大きさを示しているとの発言も多かった。

もっとも重要なのは中国人。うん、何も間違っていない。

うっかり漏らして言葉って、本音だったりするよな。

欧米人にとって、中国人こそアジアの代表ってことだな。

これって、世界のなかでの影響力の大きさを表していると思う。かつては外国人にとって「黄色人種=日本人」だったけど、今は「黄色人種=中国人」なんだと思う。

親中だろうと反中だろうと、誰も中国のことを無視できないってことだな

一方、来年2月に開幕を予定している冬の北京五輪と結びつける書き込みも相次いだ。

バッハ会長の頭のなかは、もう次の冬の北京五輪のことでいっぱいなんだろう。小日本はもう死にかけているから、東京五輪は適当済ませればそれでいいんだろう。

その通り。半年後には北京五輪があるからね。

最近は、俳優のジャッキー・チェン氏が中国共産党への入党を希望したこともニュースになった。

バッハ同志よ、あなたも入党希望ですか?

わずかな言い間違えではあったとはいえ、バッハ会長や多くの欧米人が、中国という国を常に意識していることが伝わる一幕だったのは間違いない。北京五輪については、EUの欧州議会が今月、香港や新疆ウイグル自治区での人権侵害が改善されない限り、政府代表や外交官の招待を辞退するようEUや加盟国に求める決議を採択。世界の関心は、すでに北京五輪の開催の可否へと移りつつあるのかもしれない。

 

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