姐さん事件です!「虎ノ門ニュース」がNHKニュースで言及されちゃった
保守層ファン涙の歓喜「受信料 喜んで払う」DHCテレビの人気インターネット番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」が、2日昼のNHKニュースで言及される一幕があった。番組の熱狂的なファンである保守派のネット民らがツイッターで「画期的!」「受信料は喜んで払います」などと歓喜の声をあげていた。
「虎ノ門ニュース」はDHCテレビの看板番組で、ユーチューブの再生回数は平時でも40〜70万ほど、多い時には100万を大きく超えることもある人気番組。保守系論客が多く出演しており、地上波テレビに不満を持つ保守層の「受け皿」となっている。
話題になったこの日朝の放送は、自民党総裁選への出馬をめざしている高市早苗氏がゲスト出演。NHKは総裁選関連ニュースの流れの中で、高市氏の番組内の発言を紹介する中で、以下のように「虎ノ門ニュース」の名前を挙げた。
「また、これに先立って高市氏は、インターネット番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」に出演し、新型コロナウイルス対策について『感染者をゼロにすることは、ほぼ不可能だ。早期に治療でき、重症者や死亡者を極少化し、自宅療養をゼロにすることに重点を移していきたい』と述べました。」
NHKは自社制作以外の番組に政治家が出演し、その発言を取り上げる際、民放局については「○○氏はTBSの昼の報道番組に出演し…」と言った形で局名には触れるものの、インターネット番組についてはこれまで「虎ノ門ニュース」に限らず番組の名前はおろか、テレビ朝日系のアベマTVのような大手のインターネットメディアですら製作者の名前を言及することは基本的になかった。
実際、日経テレコンでNHKニュースのインターネット番組の取り上げ方を振り返っても、2020年6月にアベマTVで放映している、橋下徹氏司会の「NewsBAR橋下」に、安倍首相(当時)が出演し、憲法改正を巡る発言を報じた際には以下のように、アベマTVも番組名も取り上げることはなかった。
「安倍総理大臣は20日夜、インターネット番組に出演し、来年9月までの自民党総裁としての任期中に、憲法改正の是非を問う国民投票を実施したいと意欲を示しました。
番組で安倍総理大臣は橋下 元大阪市長と対談し、憲法改正の是非を問う国民投票について、『自民党総裁としての任期は1年3か月あるので、なんとか任期中に国民投票まで行きたい』と述べました。」
「虎ノ門ニュース」についてはDHCテレビの名前は報じなかったが、NHKがニュース記事の中で「虎ノ門ニュース」を取り上げたのは初めてとみられる。「虎ノ門ニュース」に限らず、NHKがインターネット番組の名前をソースに言及するという突然の“方針転換”。ファンならずとも番組の出演者らも驚きをもって受け止めていた。この日、高市氏と共演したジャーナリストの有本香氏はツイッターで「NHKさん、『虎ノ門ニュース』の番組名まで出して今朝の高市早苗さんご出演の内容を報じてくださって、ありがとう。」とコメントしていた。
ただ、NHKは夜7時のニュースで高市氏の発言を報じた際には、この日「虎ノ門ニュース」の後に出演したTBSの「ひるおび!」の方を挙げていた。
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