激ヤセ?影武者?金正恩氏の容姿が話題に

建国73周年、軍事パレードに登場も演説せず

北朝鮮が9日、建国73周年を迎えた。同日未明には平壌では祝賀行事となる閲兵式(軍事パレード)が行われたが、映像で流れた金正恩・朝鮮労働党総書記の風貌が痩せて引き締まっているように見えることから、日本のツイッターで「別人ではないか」「影武者」と取り沙汰された。

「激ヤセ」で憶測が立つ金総書記(朝鮮労働新聞サイトより引用)

韓国・聯合ニュースによると、閲兵式は、民兵組織の労農赤衛軍と治安担当の社会安全軍を中心に実施。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの大型兵器の登場はなかったという。

注目の金正恩氏は閲兵式の会場にスーツ姿で登場。朝鮮中央テレビの映像では、出迎えた人たちの万雷の拍手を受けながら、子どもたちから花束を受け取った金氏は笑顔で応じる様子がうかがえた。ただ、ひと頃は糖尿病説も出るほど肥満気味だった風貌が一変、明らかに痩せた様子で、読売テレビ系列の「ミヤネ屋」では「激ヤセ 金正恩総書記も登場」と大々的なテロップで紹介されるほどだった。ツイッターでは

どう見ても別人

痩せたんじゃなくて影武者が出てるだけじゃね?

などの反応が続出。この日演説することがなかったこともあり、

軍事パレードで演説をしなかったのは影武者で偽者だからじゃないの?顔は整形出来ても声は変えられない。これ別人だよ。

などと推測する人もいた。

金正恩氏を巡っては健康不安説が絶えず、昨年4月には死亡説が世界各地で流れたことも。コロナ禍になってから、公の場に姿を現す機会も減っている。北朝鮮の民主化ネットワークが運営するメディア「デイリーNK」は9日、2020年以後の動静を調べた結果、「1年5ヶ月も軍部隊の現地指導や視察を行っていないことが明らかになった」と報じた。真相は不明だが、閲兵式の映像は世界中のインテリジェンス機関で解析されているとみられ、今後も本人の生存説や死亡説が取り沙汰され続けそうだ。

 

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