SAKISIRU 4月末で本サイト閉鎖。note にアーカイブ移行します

ご報告とおわび

SAKISIRU読者の皆様

2021年4月26日に創刊したSAKISIRUですが、丸3年となる24年4月末を限りにサイトを閉じることになりました。閉鎖後は、メディアプラットフォーム「note」に舞台を移し、特集記事やウェビナーなどの有料コンテンツの大半、ならびにニュース記事でアーカイブ性のある記事を「傑作選」として引っ越すこととします。

note版「SAKISIRU」傑作選アーカイブ(4月30日オープン予定)

本サイトの有料記事が読み放題だったサブスクですが、note版でも現行の1000円(+税)でそのままご利用いただける予定です。したがって、現在、本サイトのサブスク(codoc社利用)を契約中の方は4月末までに解約の手続きをお願いいたします。万一、4月30日正午の時点で契約が残っている方がいる場合は、当社から解約いたしますのでご了承ください。

サイト閉鎖の直接的な理由は、存続を期して注力してきた投資家探しやスポンサー探しが先日全て不調に終わったためです。また、周知のように共同親権関連の報道で起こされた“スラップ訴訟”は、先日の一審判決で当社側の完勝だったものの、相手側の控訴でさらに長期化する見通しです。今後の訴訟費用の工面もままならず、当社の経営危機が一段と深刻化。このような経営状態からサイトを現在の体制で継続することが困難となりました。

勝訴したにも関わらず、サイト閉鎖に至ったことは原告側の思う壺としか言いようがなく、このような形で追い詰められた理不尽に無念な思いで一杯です。

これまでウェビナーやサブスクなど有料コンテンツを熱心にご愛顧いただいた読者の皆さま、鋭い知見を披露してくださった執筆者やウェビナー出演者の皆さま、何よりプロジェクト最初期にSAKISIRU創刊を支援くださった投資家の皆さまにお力添えいただけたこと、本当にありがとうございました。そして、大きな落胆、損失を生み出し、心よりごめんなさい。全て経営者としての当方の能力不足に尽きます。

なお、当社の今後ですが、SAKISIRUの数年後の復刊を中期目標にしつつ、まずは進行中の他業務をしっかりこなします。

幸い昨年暮れから継続していた出版プロデュース事業は相次いで刊行が内定し、各種コンサルティングも少しずつ芽が出つつあります。

一方で、控訴審(おそらく上告審も)を乗り切れるのか、会社の状態を船にたとえれば浸水も結構している中であとは何ができるのか…僅かな可能性に全てを賭けたいと思います。

それにしても本当に無様な最期。東京の桜よりも早く散ることとなり、寂寥感で一杯です。さようなら。

2024年3月31日

株式会社ソーシャルラボ代表取締役 新田哲史

 

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