「恥を知れ」河野太郎氏が“参戦”、ロシア大使館のツイートに一喝!

大使館「ロシアに対して情報戦が繰り広げられている」

ツイッターで政界最多のフォロワー数243万人を擁する、自民党の河野太郎衆院議員が1日朝、駐日ロシア大使館が「ロシアに対して情報戦が繰り広げられています」などと訴えるツイートに対し、英語で「Shame on you(恥を知れ)」と非難する一幕があった。

ウクライナ危機が勃発して以降、正規戦以外に、ゲリラ戦やサイバー戦、情報戦などを組み合わせた「ハイブリッド戦」が国内外で激しくなっている。

ロシア大使館のツイッターアカウントはこうした状況を踏まえ、前日(2月28日)夜、「今、ソーシャルメディア上でロシアに対して情報戦が繰り広げられています。🇷🇺軍によって民間インフラが破壊された証拠がないため、🇺🇦による空爆や誤射、逆にドンバスでウクライナの民族主義者の犯罪を記録した映像や動画が、ロシアによるものであるかのように紹介されているのです」と投稿した。

さらにセルフリプライする形で、「さらに、ソーシャルネットワークには、我が国の軍事作戦を誹謗中傷するフェイクを撮影する方法が掲載されています。このような偽物が、今日、ウクライナのソーシャルネットワーク上で合計120万個も出回っているのです」などと述べ、自国を正当化した。

しかし、日本のネットユーザーはこの投稿に対し、

長い歴史の経緯や双方の言い分があるのは承知しましたが、でもとにかく、無条件に今回の侵攻をやめてほしいと大統領に伝えて頂けませんか?

あなた個人がどのような思いで一連の発言をなされているか存じませんが、己の正義に照らして正しい事をしているとお考えでしょうか?後々も自分と家族に恥じる事の無い選択をされる事を祈念いたします。

などと批判的なリプライを続々と書き込んでいる。

そして一夜明けた1日朝、河野氏が反応。「ソーシャルメディア上で情報戦が繰り広げられているって!?」と前置きした上で、英語で「Shame on you.(恥を知れ)」とツイート。河野氏は英語版のアカウントもあるが、そこでも「Shame on you」と重ねて投稿した。

駐日ロシア大使館のツイッターは、情報機関に所属する大使館員も「中の人」に加わって運用し、日本の世論形成に影響を与えようとしていると見られる。これまでも大手新聞社がロシア政府を批判する記事を書いた際には、コウモリが飛ぶ動画を投稿して威嚇。今年赴任したアメリカのエマニュエル駐日大使ともツイッターで舌戦を繰り広げてきた。

 

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