アマゾンレビューで酷評の嵐!西村前コロナ担当相の新著『コロナとの死闘』読んでみた

ネット民「自分で自分を美化した心底恥ずかしい感動大作」
  • 西村前コロナ担当相が著書『コロナとの死闘』を上梓
  • ネット上では堀江貴文氏ら著名人が酷評、アマゾンレビューは1点
  • 田端信太郎氏「編集者の誘いに乗せられ妙なコロナ本を参院選前に出した」

西村康稔前新型コロナウイルス対策担当相の著書『コロナとの死闘』(幻冬舎)がこのたび発売された。

西村氏は自身のツイッターで「新型コロナ担当大臣を務めた578日間の苦悩と決断、連日の専門家とのやり取り、知事との議論の数々、新しい経済社会の構想「令和ノミクス」など、コロナ禍の経験を将来に活かすべく、書き起こしました」と自著を紹介した。

「帯でここまでイラッとさせるのは天才」とのレビューもあるが…

ホリエモン「発売中止に追い込みたい」

だが、著書に対してツイッター上では、批判の声が多数あがった。

実業家の堀江貴文氏「恥ずかしげもなくウンコみたいな本出しやがって、、、」「発売中止に追い込みたいほど腹立たしい本だよな、、、」などと酷評。

株式会社日本創生投資社長で投資家の三戸政和氏も「ここまで評価の低い書籍を見たことない。。Amazonユーザーは、緊急事態宣言に賛同する人なんていないだろうから、完全に販売戦略ミス」と述べ、現役世代の利用が中心のネット販売には向かないと指摘した。

また、実業家の田端信太郎氏「編集者の誘いに乗せられ、妙なコロナ本を参院選前に出しちゃって、Amazonで酷評の荒らしで恥をかき、永田町での評価も下がりそう」、「プライドばかり高くて、俺はこんなに頑張ったのにぃ!と思ってるのに、ぜんぜん世間では評価されてないから、つい、ああいう本を出したんでしょうw まあ気持ちはわからんでもないが、政治家としてはカッコ悪い」などと評した。

アマゾンレビューも酷評の嵐となっており、69件中68件が星1。星5をつけた1件のレビュー内容は「大体の書籍が自画自賛の為に作られている」などとあり、実質的にはマイナスの評価をしている。

レビューのタイトルは「何が死闘だ。国民は愚策との死闘で苦しんでるのに」、「死闘の結果、大失敗のはずなのにドヤ顔」、「よくこんな悍ましい本出せるな」「帯でここまでイラッとさせるのは天才」など。「悍ましい」は「おぞましい」と読む。

レビュー内容も、

営業成績がまるでダメな男が講釈を垂れる
自分で自分を美化した心底恥ずかしい感動大作。そこらへんのオヤジの話のほうがよっぽど役立ちます。

国の愚策の結果、国民こそ「死闘」を強いられた。
「死闘」と本のタイトルに持ってきていちびっているのか。片腹痛い。
おこがましいにも程がある。
残念なことは、こいつの選挙区の性質上、生きていさえすれば当選し続けることができる。ほんとうに残念。

誰も読まないと思いますが、政策に失敗し国民に大迷惑をかけている方の身勝手な自画自賛本ですので当然読むに値しません。

など、西村氏への非難の言葉がほとんどだった。ここまでボロクソなのは、大臣在任中のコロナ対応で常々批判が付き纏っていた経緯がある。象徴的なのは、昨年7月には、自粛要請に応じず酒類を提供する飲食店について「法律に基づく要請あるいは命令でありますから、しっかり順守して頂けるよう、金融機関からも働き掛けを行って頂きたい」と発言した騒動。

これが民間事業者に対する「脅し」だとして総スカンを食らった(詳しくは当時のSAKISIRU記事)。西村氏はコロナ担当相とともに経済再生担当相も兼務していたが、ネットでは「経済破壊大臣」と揶揄された。

「金融機関から働き掛け」発言で炎上した当時、西村氏の派閥、安倍派のある議員はSAKISIRUの取材に対し、西村氏について

官僚出身だけに能力はあるのだが、功を焦ってか自己アピールが強すぎるのがたまにキズ

と評していたこともあった。

肝心の書籍の中身は?騒動のことは?

本書前半は1章「五七八日間のコロナ大臣戦記」で約120ページにわたって2020年4月〜2021年夏の間に発出された4回の緊急事態宣言の背景について詳述し、その時々の西村氏の判断理由や胸中などが記されている。

後半となる2章「ウィズ・コロナ 経済との両立へ」、3章「専門家との議論の舞台裏」、4章「コロナが問う日本の進路」、終章「将来を見据えて」では、コロナ禍の政策論や日本社会の改善点などが書かれている。

緊急事態宣言の解除時に「気を緩めないでください」と呼びかけ批判を受けたことについては、

「油断しないでください」と言ったほうが良かったと、深く反省しました。

と記しているほか、給付金のオンライン申請でトラブルが多発したことについても

これは大きな反省点で、改善を急がなくてはいけません。

と振り返っている。

そして気になる、前述した騒動のことももちろん振り返っている。書籍では、時短要請や酒類の提供停止要請を守らない飲食店に対する措置だったことを強調した。

真面目にやっている店を横目に、深夜まで営業して利益を上げている店もある。私は、この不公平感はぜひ解消しなくてはならないと強く感じていました。

飲食店全体に厳しい印象や不安を与えてしまったために撤回をしましたが、「感染を短期間で抑えるために守ってほしい」「不公平感を解消したい」という思いが強く出た発言でした。

自画自賛と言える部分も確かにあるが、西村氏自身がコロナ担当大臣過ごした1年半を振り返り書籍として記録を残すのは、一定の意義があったとも考えられる。果たして重版はかかるだろうか。

 
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