「24時間、僕の社長室は3シフト制」ソフトバンク孫正義社長の発言が話題

「孫さん半端ないなw」「部下も大変だ!」

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が21日の株主総会で、自身の発明アイデアをリアルタイムで特許申請するため、社長室を24時間3交代のフル稼働体制にしていると発言してネットで話題になっている。

ソフトバンクグループYouTube株主総会中継より

23年3月期の連結決算で9701億円の最終損益を計上、2年連続で巨額の赤字となった同社が「反転構成へ」と見据えるのは、ChatGPTで世界的にわく生成AIの開発だ。

株主総会の序盤、孫社長は「何を一番自分はしたかったのかしたいのかということで自分に問うた結果、自分はアーキテクトに本当はなりたかった」「自分が人類の未来のアーキテクトとしての役割をいささかでも果たすことができたら」などと原点回帰の思いを熱く語り、「経営者としての責任の方を果たすために左脳の働きを中心に45年間過ごしてきたが、去年の10月からもう一度クリエイティビティのところの右脳の働きを再活動すると決めてからこの8ヶ月ぐらいで630 件の 発明をした」と強調した。

“右脳シフト”をしてあと4か月で1年を迎えるが、「この勢いでいくと1000 件 弱ぐらいの発明をすることになるのでは」と孫社長。「大半は駄作だと思うが、中には自分でもびっくりするぐらいの、間違いなく人類の未来に大きな影響を与えるというようなものを思いついた」と自画自賛する一幕も。

アイデアを特許申請する手続きのため、特許事務所は1つでは足りず、「5つ私個人のために 活動している特許事務所がいま並行して活動しており、せっせと出願作業をやっている」と、持ち前のスケールの大きさを披露。

さらに「夜中の3時、4時、5時に夢見ながら起きて、その場ですぐに僕の発明ノートに書きつづって、24時間、僕の社長室は3シフト制で、僕が 発明ノートに書いて写真撮って送ったら5分以内に返事が来て手続きに入るという体制が土曜も日曜も夜中もできている。とても忙しくとても楽しくとても活発に動いている」とにこやかに語った。

ネット不動産事業などを手掛けるGAテクノロジーズの樋口龍CEOはツイッターで「孫さん半端ないなw」と、孫社長の発言を要約して投稿。これに実業家の田端信太郎氏が大ウケしながら、「孫正義さんをサポートする部下も大変だ!」とツイートしていた。

 

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